
阪神・近本光司が共同開発した「NEOCONNECT」 2月20日から全国発売
子どもたちにとっても、足元からパフォーマンスを見直すきっかけとなったに違いない。大手スポーツ用品メーカーの「アシックス」は、新スパイクの「NEOCONNECT(ネオコネクト)」を2月20日から全国で発売する。
【PR】中学軟式強豪チームから「試合で履きたい」の声 アシックス新スパイクを試し履き
アシックスは野球用品の事業を本来の強みであるシューズのみに集約。アドバイザリー契約を結ぶ近本光司外野手(阪神)の意見を取り入れ、プロの技術の粋を結集した「ネオコネクト」の開発にいたった。

成長期の足に負担を少なく…金具と樹脂スタッドのハイブリッドで片足約260グラム(27.0cm)の軽量化実現
最大の特徴は、前足部に金具、かかと部に樹脂スタッドを採用している点だ。近本選手からは「とにかく1試合、1年間を通して疲れにくいスパイクがほしい」と要望を受け、改良を重ねた結果、金具と樹脂スタッドを前後で使い分ける新仕様スパイクが誕生した。担当者がその効果を説明する。
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「全速力で走る時は、つま先で走ると思うので、前足部はグリップ性が求められます。逆にかかと部は衝撃をしっかりとやわらげてあげるというクッション性が重要になります。ここが金具だと“突き上げ”といった痛みが出てきてしまいますが、樹脂スタッドにすることで衝撃を緩衝してくれるので、理にかなった組み合わせになっていると思います」

履き心地や軽さにもこだわっている。足の甲を包むアッパー部分にソフトな人工皮革を採用し、長時間履いても快適かつサポート力のあるフィット感を提供。金具も4本に抑えることで、片足約260グラム(27センチの場合)まで軽量化することに成功した。日々ハードな練習をこなし、筋力、体力がまだ成熟していないエントリー世代にこそ履いてもらいたい製品に仕上がっている。

駿台学園中では軽さやフィット感に驚きの声が続出
アシックスは「ネオコネクト」の発売に先立ち、中学軟式野球チームを対象に試し履き会を実施。選手たちは思い思いにスタイリッシュな新品スパイクを箱から取り出すと、「軽い!」「カッコいい!」「早く履きたい!」などの歓声が上がった。その後、実際に履いてウオーミングアップやキャッチボール、シートノック、打撃練習など、野球に必須な「投げる」「打つ」「走る」「守る」といった動作を反復した。
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東京の軟式野球強豪・駿台学園中では、あまりの軽さのため、試着中にジャンプを繰り返す選手もいた。大橋叡刀(えいた)投手(2年)は、「自分は少しかかと重心になるところが不安要素だったんですけど、長い練習でもこのスパイクの軽さやフィット感で疲労感はいつもより軽減されると思います」と納得顔。古川稲生(いなお)内野手(2年)は「いつも使っているスパイクより軽くて、横の動きがとてもしやすかったです、しっかり止まることができで、引っかかったりすることもありませんでした」と、守備面での好影響を強調した。

東山クラブでも大好評の履き心地 「早く試合で履いてみたいです」
昨夏の全国大会を制した東山クラブ(愛知)でも評判は上々だ。酒井日向(ひゅうが)外野手(2年)が「アッパーの素材がやわらかいので、打撃で軸足を捻る時も足に負担が少なく、運動靴やランニングシューズのような感覚で履けました」と言えば、今泉麟太郎投手は(2年)は「投げる時にしっかり踏み込んでも滑りにくいところに、前のスパイクとの違いを感じました」。佐藤璃王(りお)投手(2年)も「凄く軽いんですけど、機能性とフィット性もめちゃくちゃよかったです。早く試合で履いてみたいです」と発売が待ちきれない様子だ。
販売価格も1万3000円(税込み。マジックベルトタイプは1万4500円)を予定しており、コスパにも優れている。本格的な野球シーズンを前に「ネオコネクト」でライバルに先駆けてスタートダッシュをかけたいところだ。
