18.44mを極める“近距離投球” キャッチボール後に10球…ストライクを覚える練習法

更新日:2026.05.20

文:First-Pitch編集部

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制球力向上へ…元中日・吉見一起氏が推奨する“15メートルの投球練習”

 少年野球からプロ野球まで、投手に最も必要とされる要素はコントロールだろう。精度を上げるには、どんな練習が効果的なのか。正確無比な制球力を武器に中日でエースとして活躍し、日本代表「侍ジャパン」の投手コーチも務めた吉見一起氏は、投球でのエラー動作を見つけ、コントロールを磨く方法として「近距離投球」を推奨している。【記事下の動画を参照】

 やり方はシンプルだ。実際の距離である18.44メートルではなく、15メートルほどの距離に捕手を座らせ、全力ではない力感で投球練習を行う。吉見氏は現役時代、キャッチボールを終えた後に10球から15球ほど、主に右打者の外角へ繰り返し投げていたという。この練習の目的は、ストライクの取り方を体に覚え込ませることにある。

 重要なのは、結果の良し悪しだけで終わらせず「なぜ良かったのか、なぜダメだったのか」を考えることだ。例えば、高めに浮いた時は「リリースポイントを少し前に」などと意識を変える。抜けた時は「体重移動が早い」「肩が開いている」といった原因を探り、修正する。

 体重移動の時間を少し長くしてみたり、体の開きを抑えたりと試行錯誤を繰り返す。どうすれば狙った場所に投げられるのか常に考えながら取り組むことで、「ストライクってこう取るんだ、こうやったらストライクを投げられる」と気付けるようになるという。

 距離が近い分、捕手に早く正対したり、体が突っ込んだりする可能性があるので注意したい。低めに投げようとして、軸足を地面から早く離すケースも多いという。吉見氏は壁を押す動作に例え、両足とも地面につけた状態と片足を上げた状態では力の伝わり方が違うと説明する。

 ボールに力が伝わらなければ意味がない。「頭が突っ込んでいるなと思ったら、右足(軸足)は残すくらいのほうがいい」とアドバイスを送る。近距離投球で自身のフォームと向き合い、自ら修正する力を養うことが、コントロール向上に繋がっていく。

【実際の動画】コントロールを磨く練習法とは 元中日エース・吉見一起氏が実演する“15メートル投球”

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