打球が飛ばない原因は“打席の構え”? 姿勢安定&三半規管を鍛える「変則ブリッジ」

更新日:2026.09.07

文:First-Pitch編集部

XFacebookLineHatena

人気ジムの船木永登コーチが推奨する姿勢制御トレーニング

 バッティングやピッチングにおいて、上半身を含めた姿勢維持は非常に重要で、良い結果を残すための「前提条件」とも言える。口コミだけで広まった野球専門のトレーニングジム「SSL ATHLETES HOUSE GYM」代表で、小学生からプロまでサポートしている船木永登さんは、打撃・投球の安定した構えにつながる、適切な姿勢を覚え込ませるための「ウォールブリッジ」を紹介している。

 通常のブリッジは姿勢維持の強化に効果的だが、最近の子どもはできない子が多いなど難易度が高く、腰椎分離症など腰痛持ちの選手には負担が大きい。また、首を地面につけて体を支持すると体の硬さにも繋がってしまう。構えの姿勢を制御するのは脳や耳の中の「三半規管」であり、頭部が安定すればバランス感覚や下半身の安定にもつながってくる。そこで、壁を使うことで無理のない負荷に調節でき、姿勢制御を可能にするのが「ウォールブリッジ」だ。

 まずは壁を背にして50センチから1メートル程度前に立ち、足を腰幅より少し広めに開く。次に「グリコポーズ」のように両腕を斜め上(30度程度)に上げる。肩甲骨が一番安定する自然な位置まで上げるのがポイントだ。そこから上半身を右に回旋させ、後ろの壁を使ってブリッジをしていく。両手は最初の幅を維持したまま、自分の中心線の延長線上に縦に置くイメージで行う。

 右へ回旋させた際、左足はかかとが上がって回っても問題ない。ただし右足は、上半身と一緒に回って力が逃げないように、つま先が前を向いて地面につけたままを維持する。手が壁から浮かないように、ある程度しっかりつけるまでブリッジを入れ、元の姿勢に戻していく。結果的に腹斜筋のストレッチにもつながる。

 注意点として、両腕が上で揃ったり横に開きすぎたりすると別の筋肉に力が入ってしまうため、肩甲骨が安定するポジションの維持が大切だ。強度が足りない場合は、半歩ほど前に出て壁から離れることで負荷を調整できる。左右それぞれ7、8回を2、3セット行うのが目安で、最初は同じ動きを繰り返すと動作を学習しやすいだろう。

読んで理解したら、次は動画で習得する

 飛距離を伸ばすには、スイングの理論を理解するだけでなく、正しい動作を実際の映像で確認しながら体に落とし込むことが大切です。記事で紹介したような練習法や考え方を、映像で確認しながら習得したい方は、First Pitchと連動している野球育成動画サービス「TURNING POINT」(ターニングポイント)をご活用ください。

 通常は有料会員向けの指導ドリル第1話を、無料会員向けにも公開中です。さらに無料登録だけで、250本以上の指導・育成動画が見放題。メールアドレス・Google・LINEで30秒ほどで登録できます。

無料登録して指導動画を見る
30秒で登録完了 メール・Google・LINEで登録可能

 打撃技術・飛距離アップを専門とする指導者や元プロ野球選手など専門家70人以上が、スイング軌道・下半身の使い方・インパクトの瞬間まで、打球を遠くに飛ばすための練習法を動画で徹底解説しています。

■TURNING POINTの特徴を詳しく見る

トレンドワード