強い打球が飛ばない原因は「姿勢」? 理想の“90度”を作る「ボールキャッチドリル」

更新日:2026.06.30

文:First-Pitch編集部

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菊池タクトさん推奨…打撃で重要な「前傾姿勢」を作るドリル

 バッティングで強い打球を飛ばすには、姿勢も重要になる。地面と垂直の、真っすぐ立った状態だとスイングが横回転になり、開きが早くなったりバットが遠回りしたりする。理想のスイングを作るにはホームベースに対して前傾姿勢を取ることが重要で、メディシンボールを使ったドリルが効果的だという。

 米国でコーチングを学び、現在は野球スキルコーチとして幅広く活躍する菊池タクトさんが推奨するドリルでは、重さ2キロくらいのメディシンボールを用いる。2人1組で向かい合い、トスされたメディシンボールをキャッチするというシンプルなドリルに、打撃上達のコツが詰まっている。

 キャッチする側は肩幅より広めに足を広げて立ち、向かい合った相手にトスしてもらったメディシンボールを両手でキャッチする。ストライクゾーンの高め、真ん中、低めに投げ分けてもらい、キャッチする瞬間に前傾姿勢を取る。ボールと胸の角度が90度になるのが望ましい。

 膝は曲げすぎず、お尻は後方に引いて高い位置を保つ。トスされたボールの高低に合わせて胸の角度を変えてキャッチする。真っすぐ立った状態から、角度を変えて前傾することも重要だ。両肘は外側を向け、軽く曲げた状態で捕る。

 慣れてきたら、打撃の動きを加えていく。前傾してキャッチするとともに上体を捕手側に捻る。この動きもできるようになったら、前足(右打者なら左足)のステップ動作も取り入れる。さらにティースタンドも使い、メディシンボールを捕った瞬間にティースタンドに置かれたボールに視線を向ける。最後は実際にバットを握ってボールを打つ。

「最後はヒッティングで、自分の感覚を養うところまで繋げてほしい」と菊池さんは語る。適切な前傾姿勢を取ることで強いスイングが可能になり、鋭い打球を飛ばせるようになる。フォーム固めへ、取り入れたいドリルだ。

読んで理解したら、次は動画で習得する

 打撃フォームの改善は、頭で理解するだけでなく、実際の動きを映像で確認しながら体に落とし込むことで初めて結果につながります。記事で紹介したような練習法や考え方を、映像で確認しながら習得したい方は、First Pitchと連動している野球育成動画サービス「TURNING POINT」(ターニングポイント)をご活用ください。

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