NPBジュニアの合否を分ける“理解度の差“ 実技選考で高く評価される選手の共通点

文:First-Pitch編集部

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日本ハムJr.の元監督・須永英輝コーチが語る…選手選考のチェックポイント

 憧れのNPBジュニアトーナメント出場を目指し、動画選考を突破した選手たちが挑む実技選考。レベルが拮抗する中、指導者はどこを見て合否を決めているのだろうか。北海道日本ハムファイターズジュニアで監督を経験し、現在はコーチを務める須永英輝さんは、プレーとは別の面の重要性を強調する。

 結成から大会まで、短期間でチーム作りをするため、技術以上に人間性が問われる。「コーチの目を見て挨拶するとか、しっかり止まって挨拶する」といった基本的なコミュニケーション能力は不可欠。グラウンドに入って各自で準備を促された際、知り合いの選手と喋ってしまうのか、黙々とウオーミングアップに取り組むのか。こうした行動から差が表れるという。

 実戦形式のテストでは、希望以外のポジションの適性も評価される。16人という限られた枠で戦うため、複数のポジションを守れる選手は重宝される。また、基本となるキャッチボールでも野球の“理解度”が試される。握り替えを意識しているか、ピッチャーなら軸足にしっかり体重を乗せているかなど、意図を持った動作が求められる。

 実力を発揮するには、準備段階から最高のプレーをする意識を持つことが欠かせない。緊張には良いものと悪いものがあり、「今日大丈夫かな、打てるかな、捕れるかな」といった不安を抱えたままでは、練習の入りが悪くなってしまう。最高のプレーをする心構えで準備できれば、自信を持っていつも通りの動きができる。

 キャッチボールもバッティングも、最初のアクションを試合のプレーボールだと思って取り組むことが大切。最高のプレーをするために何をすべきか考えて行動できる選手は、大舞台でも堂々とプレーできる。技術向上だけでなく、日頃から準備と目的意識を持つことが、セレクション突破への近道となる。

 今年で22回目を迎える大会は「NPBジュニアトーナメント KONAMI CUP 2026」として、12月26日~29日に神宮球場とジャイアンツタウンスタジアムで行われる。

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