逆シングル捕球上達の鍵は「打撃と同じ」 小中学生の苦手意識を除く“ライン合わせ”

更新日:2026.07.22

文:First-Pitch編集部

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取手リトルシニア・石崎学監督直伝の逆シングル上達ドリル

 小・中学生にとって、逆シングルでの捕球は難易度が高く苦手意識を持つことが多い。かつては“非常識な”プレーでもあったが、全国屈指の強豪である取手リトルシニアの石崎学監督は、逆シングル捕球を必須の技術と位置づける。苦手意識を克服し、確実にアウトを取るための練習法を紹介する。

 石崎監督によると、正面のゴロ捕球より逆シングル捕球の方が、体勢としては楽な場合が多いという。それにもかかわらず難しく感じるのは、単純に練習する機会が圧倒的に少ないからだ。それでも、試合では逆シングルを使わざるを得ない場面や、使った方がアウトにする確率が高まる場面が必ずあるため、普段から正しい動きを覚える必要がある。

 練習ではノックマシンを使い、規則正しい簡単なゴロを転がして反復する。石崎監督は逆シングルを、シンプルに捕る場面と、素早く投げてアウトにする場面の2つに分けて指導する。

 正面捕球も逆シングル捕球も、共通する基本姿勢としては「背骨の真ん中でボールを捕まえる」ことだという。ただし、ギリギリの打球をアウトにしたい場面では、グラブの出し方が重要になる。体の中心から打球に向かってグラブを真っすぐ点のように出すと、捕球できるポイントが1か所しかなくなってしまう。「打球が自分の前を抜けていくところに線を引いたとしたら、その上をグラブが動いている」イメージで、ボールの軌道にグラブを合わせると良いという。

「バッティングと同様に、ボールとグラブが正面衝突する時間を長く保つことが、捕球確率を高める秘訣」と石崎監督は話す。マシンを使った反復練習で正しいグラブの軌道を体に覚え込ませれば、逆シングルは確実にアウトを奪える強力な武器へと変わるはずだ。

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