「全て両手キャッチ」に潜むリスク ゴロ捕球の“奥行き”を作る膝つきハンドリング

更新日:2026.05.27

文:First-Pitch編集部

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高島誠トレーナー推奨…ゴロ捕球の対応力を高める「膝つきドリル」

 ゴロ捕球は“ワンパターン”では難しい。打球の性質は様々で、時には予期せぬバウンドの打球が飛んでくることもあるだろう。オリックスやMLBのナショナルズでトレーナーを務め、現在は広島県東広島市で野球専門トレーニングジム「Mac’s Trainer Room」を経営する高島誠さんは、ハンドリングのバリエーションを増やすドリルを紹介している。

“両手キャッチ”を意識しすぎて、ゴロ捕球した際に利き手でグラブに蓋をして、握り替えがスムーズにいかない子どもは多い。押さえることに必死になってしまうのだ。高島さんは、捕る動作とボールを握る動作を分け、捕り方の引き出しを増やす重要性を説いている。

 まずは、膝をついた状態でハンドリング練習を行う。膝をつくことで手の動きに集中できる。正面からパートナーにボールを転がしてもらい、正面だけでなく体の横で捕るシングルハンドや逆シングルにも挑戦する。股関節や胸郭が柔らかくなると、より広い範囲のボールに対応できるようになり、プレーの幅が広がる。

 次に、横を向いて膝をつき、“奥行き”を意識した捕球に取り組む。体の前、真ん中、後ろの3段階でボールを捕る。なんでも体の前で捕りにいこうとせず、バウンドによっては後ろに引いて捕る選択肢も持つ。捕って終わりではなく、ボールを持ち替えるところまでを繰り返すとより効果的だ。

 守備の課題が捕球なのか握り替えなのか区別せず、一連の動作で守備練習を繰り返すのは避けたい。家でもボールさえあればできる基礎的なドリル。あらゆる打球に対応できるよう準備しておくことが、クリエイティブなプレーに繋がる。

読んで理解したら、次は動画で習得する

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