バットが“体から離れる”悪癖矯正 重力を有効活用…インサイドアウト作る片手ティー

更新日:2026.06.18

文:First-Pitch編集部

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野球塾「J-PARK」代表の福原芳之さんが推奨するスイング軌道修正ドリル

 少年野球の現場で指導者を悩ませるのが、バットが体から離れて出てくる「ドアスイング」だ。ミート力が落ちるなど、デメリットばかりの“悪癖”を直すにはどうすればいいのか。徳島商やJR四国でプレーし、現在は徳島県の野球塾「J-PARK」で代表を務める福原芳之さんは、ボトムハンド(投手側の手=右打者は左手)だけで行うティー打撃を推奨している。

 ボトムハンドとはバットを握った際に下にくる手のことで、うまく使えないと、スイングの支点である体との距離が離れ、ドアスイングになりやすい。福原さんは打撃を「1つ1つのパーツを組み合わせて最終的にスイングになる」と考えており、まずはボトムハンドだけで形を作り、インサイドアウト軌道に修正していく。

 推奨する「ボトムハンドティー」はバットのグリップの一番上を握り、肩に置く。肘の角度は90度、バットを握る手とバットの角度も90度にし、正方形を作って構える。捕手側の手(右打者は右手)は軸足側の脇腹に当て、前傾姿勢を取る。ここから、体の回転で振っていく。

 軸足側の脇腹を起点に体を回し、手の力を抜いていれば、重力でバットの先端が自然と下がる。この一瞬の重力を利用して前に振り出し、ボールの内側を捉える。手の甲は最後まで上を向けたままにする。このように体で振ることができれば、右打者ならボールは「勝手に右中間」へ飛んでいく。使い慣れたバットで行うことも大切だ。

 NG動作として挙げるのが、腕の力だけでバットを振ったり、右中間方向へ飛ばそうとしてボールを擦り上げること。振り出す時に手の力を抜くことが、重力と遠心力をうまく使うコツとなる。この形を反復することで手打ちが解消され、体幹主導の再現性の高いスイングが身に付くはずだ。

読んで理解したら、次は動画で習得する

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