
元阪神・桧山進次郎さん伝授…打席での好結果に繋がる準備とチームでの共有
試合で緊張してしまい、普段通りのスイングができないと悩む選手は多い。プレッシャーがかかる場面で結果を出すには、どのような準備が必要なのだろうか。阪神一筋22年間プレーし、持ち前の勝負強さで「代打の神様」と称された桧山進次郎さんが「心を整える方法」を伝えている。
まずは自分自身を知り、不安材料を払拭してから打席に入ることが重要になる。体調や技術的な状態、コースの得意不得意などを理解し、打席に入るまでに心を整えておくことが求められる。打席に入っても自分のバッティングのことばかり考えている選手は、なかなか結果が出ないという。
打席に入れば、自分ではなく相手との戦い。野球はチームスポーツで、他の選手が打席に入っている時にしっかり観察しておくことが大事になる。打席を終えた打者から「今日のピッチャーは球が速い」といった情報や、ストライクゾーンの広狭などの報告を受け、チームで共有することも重要だ。
打席では気持ちを整理して自分を楽にさせることが大切になる。追い込まれると、打者は焦ってしまいがちだ。解決策として、桧山さんは「センター、センター、センター」と唱えていた。この言葉を発することで、打たないといけないという“過度のプレッシャー”が消えていったそうだ。
声に出して意識することで体がセンターに打とうとするため、練習でやってきたことを試合に出しやすくなる。バッターボックスで考えすぎる選手は打席前の準備と、この言葉を試してほしい。プレッシャーが取り除かれれば精神的なゆとりが生まれ、結果を残す打者に近づいていくはずだ。
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