“小学生の甲子園”は長曽根ストロングスが連覇 史上最多V9…多賀との注目の一戦を制す

「第46回全日本学童軟式野球大会」決勝は1点差の好ゲームに
47都道府県を代表する53の学童野球チームが頂点を争う“小学生の甲子園”「高円宮賜杯 第46回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」は13日、愛媛・松山市の坊っちゃんスタジアムで決勝戦が行われ、長曽根ストロングス(大阪)が多賀少年野球クラブ(滋賀)に3-2で勝利し、昨年に続く連覇、史上最多を更新する9度目の優勝を飾った。
勝利にこだわる長曽根か、育成型の多賀か。日本の学童野球を代表する2チームによる注目の決戦は、緊張感あるハイレベルな試合となった。先手を取ったのは多賀。初回1死から2番・村井大翔(6年)、3番・生川友翔(6年)の連打でチャンスを作ると、2死から5番・安達琉斗(6年)が右中間へ二塁打を放ち2点を先制した。
一方の長曽根は3回に反撃。1死一、三塁から1番・吉見憲眞の右翼への犠飛で1点を返すと、続く2番・山田蒼(6年)がセンターへの二塁打を放って同点。なおも4回には、先頭の4番・岡林優志(5年)の二塁打を起点に1死一、三塁の好機を作ると、7番・茂友悠人(6年)の左前打で勝ち越した。
長曽根は先発・山瀬晴(6年)から高見銀志郎(5年)、再び山瀬の継投で2回以降は無失点。中でも4回に山瀬が、出塁を許した2走者を続けて一塁けん制アウトにしたプレーが大きく、最後の1死三塁の同点のピンチも防いで優勝を決めた。

息詰まる熱戦を制した長曽根の熊田耐樹監督は、「うちは怪我を考慮しながらも、練習量をこなすことを大切にしてきた。やっぱり、どれだけ練習してきたかが大舞台で頑張れることの根拠になると思う」と語り、「全国1万の学童チームの頂点に立つことは、本当に誇りを持てる一生の思い出。それを子どもたちに見せてあげられたのが嬉しい」と顔をほころばせた。
一方、2018、2019年以来の頂点はならなかった多賀の辻正人監督だが、準々決勝の木屋瀬バンブーズ戦(福岡)では敗退間際の危機を乗り越えてサヨナラ勝ちと、厳しい戦いを乗り越えてきただけに、「全国制覇以上のものを得ることができた」と笑顔。「うちは半日練習で昨年はベスト4まで来られて、今年は準優勝。濃密な半日練習で、ここまで来られるチームが作れることを全国に示せたと思います」と充実の表情を見せていた。

◎大会結果
優 勝 長曽根ストロングス(大阪、前年度優勝)
準優勝 多賀少年野球クラブ(滋賀)
第3位 船橋フェニックス(東京第1)、南瀬谷ライオンズ(神奈川)
【マクドナルドグッドマナーアワード 受賞チーム】
松山NORTHベースボールクラブ(愛媛)
久保軟式野球スポーツ少年団(山口)
豊上ジュニアーズ(千葉)
前沢ジュニア野球スポーツ少年団(岩手)
南瀬谷ライオンズ(神奈川)
玉村ジュニアベースボールクラブ(群馬)
長浜少年野球団(大分)
【大会結果】長曽根ストロングスが9度目の頂点…「第46回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」

読んで理解したら、次は動画で習得する
少年野球指導に役立つ練習法や考え方を、実際の動きでも確認したい方は、First Pitchが連動している野球育成動画サービス「TURNING POINT」(ターニングポイント)をご活用ください。
通常は有料会員向けの指導ドリル第1話を、無料会員向けにも公開中です。さらに無料登録だけで、250本以上の指導・育成動画が見放題。メールアドレス・Google・LINEで30秒ほどで登録できます。
小・中学生の育成年代を熟知する指導者や元プロ野球選手など専門家70人以上が、打撃・守備・投球・走塁・体づくりまで、上達につながる練習法を動画で解説しています。
■TURNING POINTの特徴を詳しく見る




