少年野球デビューに“高額な初期投資”は必要? 悩む親へ伝える「本当に必要な道具」

更新日:2026.05.20

文:First-Pitch編集部

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親子で失敗しない賢い野球道具選びのコツ…「ベースマン」店長が伝授

 この春に少年野球チームへの入団を決め、親子で新しい一歩を踏み出したという家庭も多いのではないでしょうか。そんな新米の野球保護者から多く聞かれることといえば、「何をどこまで買えばいいのか」という疑問や悩みです。

 野球は他のスポーツに比べても道具の種類が豊富で、いきなりすべてを揃えようとすると、かなりの金額になってしまう側面があります。特に入団初期は、子どもが本当に野球を続けていけるか不安な時期でもあるため、高額な初期投資をすることに躊躇してしまうのは当然のことです。

 First-Pitchのポッドキャスト番組「野球ママへの応援歌」に寄せられたこうした不安に対し、東京・立川市の野球専門店「ベースマン」立川店の星徹弥店長は、「最初からすべての道具を一式揃える必要は全くありません!」と断言します。

 最近の少年野球チームでは、卒団生が残してくれたお下がりの道具があったり、チームでの貸し出しシステムを導入していたりするケースも増えています。まずはチーム環境を確認し、どうしても個人の体格に合わせる必要がある最小限の道具から購入していくのが賢い選択だそうです。

 その上で、道具を購入する際にまず注意したいのが“サイズ感”。一度買った道具はなるべく長く使ってほしいと考えるのが親心。つい大きめのサイズを選んでしまいがちですが「体形に合わない道具は、子どもの正しい技術の上達を妨げるだけでなく、怪我の原因にもなりかねないので注意が必要です」と星店長。中には、パパの経験則で選んだ道具が合わず、子どもが無理やり自分を合わせる形になり、苦い思いをしたというケースも……。

 初めてグラブを買う際は、子どもが最初から扱いやすい工夫が施された、初心者向けのエントリーモデルが各メーカーから発売されています。体の成長スピードによっては使用できる期間が短くなるかもしれませんが、グラブを手にはめること自体に慣れやすく、「捕れた」という喜びを感じやすいメリットがあるため、野球を楽しく続けるための大切なファーストステップになるといいます。

 星店長は「初めての道具を買うときは、そのストーリーも大切にしてもらえたら」と思いを口にします。初めて道具を買ってもらった日のことは、子どもの記憶として残りやすいもの。中には、自分専用のグラブを買った日の天気まで覚えている、というケースもあるようです。

プロの視点を頼りに、子どもの成長に寄り添う道具選びを

ローリングスのエントリーモデルは捕球しやすいポケットの仕様【写真:編集部】

 お店に子どもを連れていくと、きらびやかな最新の道具を前にして目移りしてしまい、「あれもこれも欲しいとねだられるのではないか」と不安になる保護者も多いかもしれません。そんな時こそ専門店スタッフの「第三者の意見」を頼りましょう。親が口を出すと「押し付けられた」と感じてしまう子でも、野球道具のプロから「今の君にはこれが合っているよ」とアドバイスされると、すんなり納得してくれることが多い、と星店長は言います。

 さらに、専門店で購入する大きなメリットは、アフターフォローの充実度です。店頭に並んでいる新品のグラブは革が硬く、そのままでは子どもがうまく使いこなすのが難しいもの。専門店であれば、購入時に子どもの手に合わせて革を柔らかくする「型付け」などの工程を、プロの技術で請け負ってくれます。専門的な知識やサポートを受けながら選んだ最初の道具は、子どもにとっても一生記憶に残る特別な宝物になるはずです。

 忙しい日々の中で最初からすべてを完璧にこなそうとする必要はなし。まずは気軽な気持ちで、ママ一人だけで下見や相談に行ってみるのもオススメです。専門知識を持った頼れる味方を周囲に見つけ、プロの知恵を上手に借りたり、ネットで道具を購入できる手軽さも活用したりしながら、子どもの成長を笑顔で見守っていきましょう。

◇ポッドキャスト番組「野球ママへの応援歌」は各種音声リスニングサービスでお聞きいただけます。
Spotify
https://x.gd/02qcl

Apple
https://x.gd/G5AYI

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https://x.gd/n6pNr

Standfm
https://stand.fm/episodes/69cbdc29751a6a45d72bd2e2

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