マウンドでグラつく子に足りない「お腹意識」 制球アップに導く“片膝→片足ドリル”

更新日:2026.05.01

文:First-Pitch編集部

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オリ森友哉の専属トレーナーが伝授…投球の安定感を高める体幹強化法

 投球時に足を上げた際、体がフラついて制球が定まらないと悩む野球少年は多い。バッティングや走塁も含め、野球の動作の多くは片足立ちの安定性が次の動きの質を左右する。オリックス・森友哉捕手の専属トレーナーを務める久米健夫さんは「身体を思い通りに使えるかどうかが技術の土台になる」と語り、軸足を安定させるための「ハーフニーリングステップ」を紹介している。【記事下の動画を参照】

 バランスが崩れる要因は様々だが、久米さんは特に体幹部の重要性を説く。お腹の力が抜けてしまう投手は、投球の際、軸足で立った時に膝が前に出て上体が後ろに倒れ、結果としてコントロールを乱す原因になる。「下腹部に力が入っていると、膝の位置も体に近くなり、股関節の付け根から動けるようになる」と久米さん。下腹部への意識が、投球フォームを安定させるためには重要だ。

「ハーフニーリングステップ」は、まず両膝立ちの姿勢で両手を胸の前で合わせる。そこから右足を前に踏み込み、膝の角度を90度に保つ。次に下腹部の力を抜かないよう意識しながら、逆の左足を前に上げつつ、右足1本で立ち上がる。その後、逆の順番で元の両膝立ちに戻る。この動作を左右交互に20回、3セット繰り返す。

 最も避けたいのは、足を踏み込んだ際にお腹の力が抜けること。「立ち上がった時にお尻の力も抜けて、上体が後ろに倒れてしまう」と久米さん。腹部を意識しながら、お尻をキュッと締めるイメージを持って立ち上がるのがポイントだ。寝た状態で行う「腹式呼吸」、呼吸をしながら上体を上下させる「ロールアップ」と組み合わせて行うことで、より“体幹部の力”を感じながらできるはずだ。

「ハーフニーリングステップ」が終わったら、仕上げとして閉眼片足立ちに挑戦したい。腰に手を当てて目をつぶり、60秒間静止することを目指す。「バランスが崩れそうになった時は、息を吐いてください」と久米さん。日々の練習に地道なメニューを取り入れることが、理想のコントロールを手に入れる近道となる。

【実際の動画】下腹部の力が抜けなくなる… 1本足で静止する感覚を養う「ハーフニーリングステップ」

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