ボールは「耳より前で投げない」 野球初心者の悩み解消…抜け・引っ掛けを防ぐ“正面投げ”

米国式野球アカデミー「Be an Elite.」代表の松本憲明氏が勧める「正面投げ」
ピッチングにおいて、リリースポイントの安定は必要不可欠。だが、ボールを離す感覚を掴むのは、プロ野球選手でもなかなか難しい。米国式野球アカデミー「Be an Elite.」代表の松本憲明氏は、リリースの感覚を養う「正面投げ」を勧めている。【記事下の動画を参照】
監督やコーチによると、野球を始めたばかりの子どもたちを指導する上で最も難しいのが「投げる動作」。投手野手問わず、正確なスローイングをするために大切なのはリリースポイントを安定させることだ。
松本氏が推奨しているのが「正面投げ」。肩幅よりやや広く足を広げ、受け手に正対してトップを作り、胸を張った状態で投げていく。注意点は、頭より前でリリースしないことだという。
「ボールを投げるにはいろいろな感覚があると思いますが、耳より前に出て投げないことが大事です。肘が抜けて、ボールの下を切るようなリリースになるので球が抜けたり、引っかかったりします。最後に指がグッと閉じるようになるといいと思います」
ポイントは前に腕を振るのではなく、頭の上で動作を止めるイメージで投げること。投げた瞬間に反動で跳ね返る感覚があればOKだ。キャッチボールでも取り入れるとリリースが安定していくので、毎日続けることを勧めている。
【実際の動画】「耳より前に出て投げない」とは? 米国流コーチ実演…リリースポイントが安定する「正面投げ」
【動画】
— First-Pitch -野球育成悩み解決サイト-【by Full-Count】 (@FirstPitchC2) June 12, 2025
投球・送球が安定する鍵は「耳より前で投げない」👂
正確なスローイングに大切な“リリースポイントの安定”
良い感覚が身に付く「正面投げ」を松本憲明コーチが実演します⚾️
ボールが抜ける・引っかかる悩みを持つ球児は必見です👀
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