新潟リーグ、打線爆発で悲願の初V “一戦必勝”でラスト開催を飾る…MLB CUPマイナー部門

更新日:2026.08.03

文:川浪康太郎 / Kotaro Kawanami

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「MLB CUP 2026」マイナー部門ファイナルラウンド

 小学3年生から5年生を対象としたリトルリーグ硬式野球の全国大会「MLB CUP 2026」マイナー部門ファイナルラウンドが8月1、2日に宮城・石巻市民球場などで開催された。8月2日の決勝では新潟リーグが多摩リーグ・町田に8-2で快勝し、初優勝を果たした。

 同日に行われた尾張リーグ・岐阜東濃チームとの準決勝で12-2と大勝し、勢いに乗った新潟リーグの打線が、決勝でも爆発した。初回から1死満塁の好機を作ると、5番・高木駿(5年)の適時二塁打で先制する。3回には4番・柳澤慧士郎(5年)、6番・大福作(5年)の適時打が飛び出して2点を加えた。

 その後も主将の2番・高野申之助(5年)が2打席連続で適時打を放つなど、着実にリードを広げ、終わってみれば15安打8得点。投げては先発の村田烈人(5年)が6回途中2失点と粘投し、最後は星野蓮來(4年)が締めた。

 高野泰喜監督は試合後、「不思議な感覚。まだ信じられなくて、大喜びはできていない状況です」と驚いた様子を見せた。「というのも、日本一を狙って来なかったので。『一戦必勝』が4回続いただけなので、実感が湧いていません」。チーム内で「日本一」というワードは出さず、目の前の試合を必死に戦って白星を積み重ねた。

多摩リーグ・町田は奮闘も涙「選手たちは頑張ってくれた」

 準優勝の多摩リーグ・町田は、追う展開になりながらも毎回のように走者を出し、無死満塁の好機を2度作るなど粘り強く戦った。4回に1番・大𣘺真翔(5年)の適時打などで2点を返したが、相手に傾いた流れを断ち切ることができなかった。

「新潟リーグさんが想定の上を行っていた。選手たちは全力プレーをして、頑張ってくれました」とは山村肇監督。試合後、多くの選手が悔し涙を流す光景を目にし、「本気で日本一を目指していたんだなと改めて実感しました」と感慨深げだった。

 2016年に初開催され、2025年に「MLB CUP」マイナー部門へと改称して10回続いた今大会は、今年で終了する。今後は硬式少年野球5リーグに所属する小学6年生以下の選手を対象にした「MLB CUP」として拡大・発展を続ける予定だ。

 新潟リーグは信越連盟代表としても初の決勝進出、そして優勝を成し遂げた。ラスト開催での快挙に高野監督は、「個人的には信越連盟代表として優勝できたことが一番嬉しいです」と胸を張った。

MLB CUP 2026マイナー部門ファイナルラウンド 結果

◎8月1日
【1回戦】
宮城リーグ・仙台東 16-1 九州北部リーグ・熊本大津
兵庫リーグ 14-3 札幌新琴似リーグ
多摩リーグ・町田 9-4 ふくしまリーグ・郡山
愛媛中央リーグ・港南 2-12 千葉リーグ・船橋

新潟リーグ 5-4 調布リーグ
茨城リーグ・牛久 5-4 山陽リーグ・広島安芸
仙台黒松リーグ 6-3 埼玉武蔵リーグ・浦和
尾張リーグ・岐阜東濃 3-1 湘南リーグ・藤沢

【2回戦】
宮城リーグ・仙台東 3-2 兵庫リーグ
多摩リーグ・町田 8-2 千葉リーグ・船橋
新潟リーグ 7-6 茨城リーグ・牛久
仙台黒松リーグ 2-5 尾張リーグ・岐阜東濃

◎8月2日
【準決勝】
多摩リーグ・町田 3-1 宮城リーグ・仙台東
新潟リーグ 12-2 尾張リーグ・岐阜東濃

【決勝】
新潟リーグ 8-2 多摩リーグ・町田

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