延末一家の母・直子さんは都内の自宅と甲子園を往復の日々

 全国屈指の強豪である世田谷西で2年からベンチ入り。3兄弟を指導してきた吉田昌弘監督の評価も高い。「遵太は本当にいい選手。延末家で一番動ける。お兄ちゃんたちのいいところを持っている感じです」。

 17日の東海中央ボーイズ(愛知)との2回戦で「7番・捕手」でスタメン起用するなど、最上級生となる来年の中軸選手として期待を寄せ、経験を積ませている。遵太自身も「先輩たちの粘りは凄かった。来年に向けてこの経験を同級生に伝えていきたい」と話した。

 現在行われている夏の甲子園で、藍太は全4試合でヒットを放ち、打率.389(18打数7安打)の活躍。決勝進出に大きく貢献している兄に、遵太は「あんなに打つなんて、凄いです」と目を輝かせる。

 兄弟が同時期に全国舞台で活躍する延末家。最も忙しいのは母・直子さんだという。東京都内の自宅と甲子園を往復。この日も遵太の朝食を作った後に甲子園へ向かったそうだ。「母には感謝しかありません」と遵太は話す。23日の決勝戦は遵太も現地で観戦予定。「ここまで来たら優勝してほしいです」。延末兄弟の“同時全国制覇”なるか、注目だ。