
「量と質」の両立で成長を加速…重視するインパクトとリリースの出力
高校野球という次のステージを見据え、中学時代に何を身につけるべきか。保護者や指導者の悩みは尽きない。昨年、中学硬式野球で“全国2冠”を達成した「東海中央ボーイズ」の竹脇賢二監督は、高校やその先で活躍できる選手育成を目的に指導している。根底にあるのは、徹底した基本の習得。そして、科学的アプローチで選手の成長を加速させている。【記事下の動画を参照】
なぜ基本が重要なのか。竹脇監督は「野球は動くスポーツであり、動きは応用である」と説く。捕る、投げる、打つ、走るといった基本動作が確立されていなければ、実戦での瞬時の判断や動作に繋がらない。だからこそ基本を徹底し、無意識に体が動くレベルまで技術を染み込ませる必要がある。
練習量がその裏付けとなる。打撃ではティーとフリーを合わせ、一日に300球から500球。守備では内野手が100球ほどのノックを受ける。2人のノッカーがテンポよく打つことで、量を確保する。一方で、成長過程にある投手に関しては肩や肘への負担を考慮し、球数制限を設けて慎重に調整している。
量だけでなく「質」も追求する。2年前から科学的アプローチを導入。打撃なら「インパクト」、投球なら「リリース」でいかに力を発揮できるか。このゴールから逆算して動作を磨く。スキルとフィジカルに加え、原理原則を理解する「野球脳」を鍛えることで、成長のスピードは格段に上がるという。
指導において特徴的なのは「あえて、教えすぎない」ことだ。うまくいっている時に、言葉は耳に入りにくい。選手自身が原理原則を理解し、頭を使って練習に取り組めている場合は2、3年間全く指導しないこともあるという。自ら考え、実践できる選手こそが伸びるという考えがあるからだ。
もちろん放置するわけではない。現在は結果が出ていても、高校進学後に苦労すると見越せば、早めにメスを入れる。目先の成功体験よりも高校での甲子園出場など、その先で長く活躍できるかを重視。「野球脳」を含めた正しい基礎を中学時代に築くことが、未来の可能性を広げる鍵となる。
【実際の動画】科学的アプローチで高まる「野球脳」 中学2冠監督が明かす選手育成術
【動画】
— First-Pitch -少年野球育成悩み解決サイト- (@FirstPitchC2) January 13, 2026
2025年、全国2冠に輝いた「東海中央ボーイズ」🏆
竹脇賢二監督は練習の“量と質”を融合させ、強力チームを作りました💪
技術、体力に加え、重視するのは「野球脳」🧠
指導哲学の一端を明かしてくれました👀
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動画提供:@tpbaseball_c2 pic.twitter.com/IKtKoCGSt6
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