子どもに多い“手投げ”をどう改善? 肩周りも滑らかに…専門家お勧めの「挟み投げ」

更新日:2026.05.01

文:First-Pitch編集部

XFacebookLineHatena

野球塾「PPA」の伊藤聡希氏が推奨…肩肘に負担のかからないテークバック習得法

 野球の投球動作において、腕力に頼った投げ方は子どもに多く、早急に改善したい課題だ。肩や肘への負担が増し、将来の故障リスクを高めてしまう。小学生からプロまでマンツーマンで投球指導を行う野球塾「PPA(ピッチングパフォーマンスアカデミー)」を運営する伊藤聡希さんは、問題解決策として肩周りの筋肉を滑らかに動かすドリルを紹介している。【記事下の動画を参照】

 伊藤さんが指摘するのは、腕の力だけでテークバックを作ることの危険性だ。理想的な投げ方を身に付けるには、肩甲骨と胸郭を滑らかに動かすことが重要になるという。上半身の連動性を高め、体全体を使った無理のないフォームを習得することで、怪我のリスクを減らしながら強いボールを投げられるようになる。

 負担のかからないテークバック構築へ、伊藤さんは柔らかいボールを使ったドリルを推奨する。まずは利き腕を曲げ、肘の部分で柔らかいボールを挟む。踏み出し足のつま先を投球方向に向け、グラブ側の腕は前に出して構える。そのまま体を前後に動かして軸足から踏み出し足へ2回体重移動し、最後に踏み出し足に体重移動するタイミングに合わせ、肘で挟んだボールを投げる。

 重要なのが、前後に体を動かす際にタイミングとリズムを合わせること。伊藤さんは「肩甲骨を滑らかに動かす意識を持ってやっていきます」と説明する。単に腕を振るのではなく、肩甲骨から動かすイメージを持つことで、腕の力に頼らない自然なテークバックの形を体に染み込ませることができる。

 注意すべきエラーパターンは、手が体や頭から離れてしまうこと。手が離れると、肘で挟んだボールは後方に転がってしまう。ボールを前に飛ばすように心掛ける。伊藤さんは「この動作は子どもの時からやったほうがいい」と語る。まだ、癖がついていない状態の時に正しい動作を習得することが、将来の飛躍に繋がっていく。

【実際の動画】肩甲骨&胸郭を滑らかに動かして怪我防止 理想のテークバック作る「ボール挟みドリル」

日本一の監督も推薦、継続率93.9%!
少年野球に特化した育成動画配信サイト

正しい投動作が身に付くドリルも紹介…無料登録で指導・育成動画250本以上が見放題

 野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」(ターニングポイント)では、無料登録だけでも250本以上の指導・育成動画が見放題。First-Pitchと連動し、小・中学生の育成年代を熟知する指導者や、元プロ野球選手、トップ選手を育成した指導者が、最先端の理論などをもとにした、合理的かつ確実に上達する独自の練習法・考え方を紹介しています。

■専門家70人以上が参戦「TURNING POINT」とは?

■TURNING POINTへの無料登録はこちら

https://id.creative2.co.jp/entry

トレンドワード