
成長期に重要な「重心の制御力」…勝亦陽一教授が説く体重移動の核心
身長が伸び、体重が急激に増える成長期の選手にとって、投球フォームの感覚を一定に保つことは至難の業だ。昨日まで保っていたバランスが、体の変化によって今日には崩れてしまう。東京農業大の勝亦陽一教授は、”不安定な時期”だからこそフォームを固める前に「重心を左右に自在に動かす能力」を高めるべきと説く。【記事下の動画を参照】
投球動作の起点となる「片足立ち」において、骨盤の高さは左右でズレるのが自然だ。体幹を固めすぎると体全体が傾き、倒れてしまう。ここで重要なのが、上半身での微調整。「骨盤は斜めになっても、脇を締めるようにして両肩の高さを平行に保つ」姿勢を勝亦教授は提案する。このバランスを覚えることで体の傾きに惑わされず、スムーズに腕を振り出せる土台ができ上がる。
その感覚を養うためのドリルが、重心を「内側・外側」に揺らすバランストレーニングだ。片足立ちの状態で、体を投げる側や反対側へ意図的に傾けていく。重心位置によって、親指側で踏ん張り、小指側で耐える。「あえてバランスを崩し、足裏で制御する」経験の積み重ねが、マウンド上での体重移動を正確なものへ変えていく。
「発育期は体の重さが変わるからこそ、自分に合った姿勢を探し続ける必要がある」。今回紹介したトレーニングは左右5秒間を5回ずつ、週に3回程度行うだけで効果が期待できる。慣れてくれば、足をクロスさせるなど複雑な動きを加え、より実戦に近い形での重心制御に挑戦してほしい。
フォームだけを追い求めるのではなく、自分の重心が今どこにあり、どう制御すべきかを知ること。「重心の感度」を磨くことが、成長期の投手にありがちな制球難や球威低下を防ぐ、最強の処方箋となるはずだ。
【実際の動画】成長期の投球動作に重要な“重心感覚”を掴む 勝亦陽一教授が解説する「片足立ち」トレーニング
【動画】
— First-Pitch -少年野球育成悩み解決サイト- (@FirstPitchC2) March 16, 2026
投球フォームがフラフラしてしまう…😰
そんな選手にお勧めなのが、東京農業大・勝亦陽一教授が紹介する片足バランストレーニング✨
“重心の位置”をコントロールし、正確な体重移動の感覚を掴みます🤝
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動画提供:@tpbaseball_c2 pic.twitter.com/SeCRpT4uKr
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