打球が飛ばない原因は“体幹の締め不足” 開き抑えHRを生む「チューブしゃがみ立ち」

更新日:2026.06.10

文:First-Pitch編集部

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久松宏輝トレーナー推奨…飛距離アップに導く「しゃがみ立ちドリル」

 打撃のNG動作に挙げられる体の開き。しかし、「体が開いているから、もう少し意識しよう」などと指導者に言われても、改善できない小中学生は多いだろう。明徳義塾高野球部出身で、現在は野球塾「AMAZING」でトレーナーを務める久松宏輝さんは「直すための体の使い方が分からないからです」と指摘。解決策としてチューブを使った「しゃがみ立ちドリル」を紹介している。

 打撃の重要な要素である回転運動。鋭く体を回転させることでスイングスピードが上がり飛距離アップに繋がるが、リスクも伴う。回転運動は「体の構造としては自然に外側に開く動きになります」と久松さん。そのため、開きを抑えるには投手側(右打者は左側)の体幹を体の内側に締める必要があるという。

 締める動き習得へ、久松さんは「しゃがみ立ちドリル」を推奨する。使用するのは1本のチューブ。右打者はこれを左肩にかけ、軸足の右足だけで立つ。次にパートナーに右方向からチューブを引っ張ってもらう。チューブは背中側を通す。

 選手は左手で右足の甲に触れるように体を沈み込ませ、体を起こしながら軸足を左方向に蹴って体重移動する。チューブで引っ張られているため左方向に向きそうになるが、体の左側の筋肉を使って耐え、横向きの姿勢をキープすることが重要だ。軸足を蹴った際に膝を伸ばし、上体は最初の姿勢に戻すように努める。

 投手側の体幹を締める動きがないと、体重移動した際に体が反って力が逃げてしまうという。締めながらスイングに入っていくことで体の開きを抑えられ、パワーをロスすることなくバットに伝えられる。結果として長打力が上がり、ホームランも可能になる。

 久松さんはこのドリルを、10回行うことを勧める。保護者にチューブを持ってもらえば自宅でもできるし、チューブを柱などにくくりつければ1人でも取り組める。地道に継続することで打撃は大きく変わっていくはずだ。

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