
NPB3球団でプレーした土谷鉄平氏と大阪桐蔭OBの生島峰至氏が“共演”
野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」が18日、オンラインイベント「右投げ左打ち選手のための打撃講座」を開催。大阪桐蔭高で甲子園に2度出場し、現在は愛知を拠点に「BT野球スクール」を6校運営するなどベースボールアドバイザーとして活躍する生島峰至氏が講師を務め、打撃改善のヒントや右投げ左打ちのメリット、デメリットなどを語り尽くした。
今回のイベントには中日、楽天、オリックスでプレーし、2009年に首位打者を獲得した土谷鉄平氏もスペシャルゲストとして出演した。2人は右投げ左打ちについて「一塁に近い。圧倒的に違う。1歩、2歩ぐらい違う」と、メリットを口にする。一方でデメリットについては「振る前に走ってしまう。腰が引ける」と、打ち方を間違うと弱い打球が生まれることを挙げた。
右投げ左打ちの選手が直面する課題の一つに「体が開きやすい」ことがある。実際に視聴者からは、体が開くことで「逆方向へ強い当たりを打てない」「引っ掛けた打球になる」「左手の押し込みができない」などの悩みが寄せられた。
鉄平氏は数々の選手を見てきた中で、体が開きやすい選手の特徴として「軸足に体重が残りすぎる」ことを挙げた。軸足に体重が残りすぎると、スイングの回旋動作に入った際に前足への加重がなく、自然と前足が開いてしまう。さらに、振った方向(一塁方向)に走るため、バットを振り切る前に体が開きやすくなり、いわゆる“走り打ち”になってしまいがちだ。
右投げ右打ちと右投げ左打ちは「極端に言えば競技が違う」

生島氏は「開くことは悪いことではないとも伝えてあげたい」と、意識し過ぎないことも打撃向上の一歩と考えている。多くの子どもたちを指導する中で「体を開いたらダメ、と言うと、ほとんどが手打ちになってしまう」と指摘。指導者の声掛けもポイントになる。
スイング動作では最終的に体は開くので、物理的に止めることは不可能だ。子どもたちは「体を開くな、回すな」という言葉を素直に聞き入れてしまう傾向があり、結果的にコネるような“手打ち”になり、力のない打球ばかりになってしまう。鉄平氏も「色々と考えるよりは、まずは強くバットを振れることを意識してほしい」と、アドバイスを送った。
その他にも左手の使い方、下半身の使い方の違いや、視聴者の質問にも応えるなど、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。右投げ左打ちと、右投げ右打ちについては、2人とも「全然、違います。極端に言えば競技が違う」と声を揃える。
特に右打ちから左打ちに変える選手は、慣れるまでに時間がかかる。中学時代に左打ちに変えた鉄平氏は「変えるタイミングは早いほうが絶対にいい。ある程度の覚悟と練習量は必要。ああでもない、こうでもないと言いながらバットと触れ合う時間は長かった」と振り返る。左打ちが有利に働くこともあるが、時間をかけての努力はやはり必須だ。
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