トーナメントで劣勢…局面打開の“特効薬”は? 全国4強監督が説く、打線活発化の極意

文:片倉尚文 / Naofumi Katakura

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ジャイアンツ杯で4強…中野シニア指揮官が重視する早いカウントでのフルスイング

 8月12日から17日まで行われた「第19回全日本中学野球選手権大会 ジャイアンツカップ」で旋風を巻き起こしたのが、中野リトルシニア(長野)。12年ぶり3度目の出場で初の4強入りを果たした。躍進の裏にはトーナメントの戦いを知り尽くす指揮官の指導があった。

 中野シニアは8月1日から6日まで行われた「エイジェックカップ第53回日本リトルシニア日本選手権」に5年ぶり出場し、2回戦に進出。ジャイアンツカップでは宇和島ボーイズ(愛媛)、湖南ボーイズ(滋賀)、フレッシュリーグの福岡ウイングスを破り準決勝に進出した。

 印象的だったのは活発な打線だ。抜きんでた選手はいないものの積極的な打撃で、ジャイアンツカップ4試合のうち2試合が2桁安打。小柄な選手もフルスイングで相手投手に立ち向かっていった。

 チームを率いる63歳の高橋昭二監督は、松商学園(長野)で捕手として夏の甲子園に3年連続出場した。社会人の「電電信越」(現信越硬式野球クラブ)では都市対抗に11度出場しており、トーナメントの戦い方を熟知している。

中野リトルシニア・高橋昭二監督【写真:磯田健太郎】

 高橋監督によると、トーナメントを勝ち進む過程で、強豪チームでも1~2試合は苦境を迎える場面があるという。そんな時にどう突破口を開くのか。攻撃では積極的にスイングしていくことが何より重要だという。

「(ツーストライクに)追い込まれる前に打っていく気持ちが大事です。ボールを見ながら打つのではなく、打ちにいって(投球がボールなら)やめる。選手にはフルスイングを求めます」

 早いカウントから積極的にフルスイングしていくことで、苦しい状況を打開する――。追い詰められた時こそ、“振る勇気”が大事になる。

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