低学年は何m投げられればOK? 初心者の“感覚”養う「持ち替え&手拍子キャッチ」

更新日:2026.08.20

文:First-Pitch編集部

XFacebookLineHatena

倉俣徹さんが解説…本格的な投げ方練習前に行いたい「土台づくり」

 多くの指導者や保護者が悩む、低学年や未就学児への投げ方指導だが、本格的に教える前提として、何を行うべきだろうか。ジャイアンツアカデミー創設に携わり、中学硬式野球の監督として全国制覇も達成した倉俣徹さんは、幼児・低学年向けの指導法を確立してきた。技術習得を目指す「分習法」の前に、まずはボールに親しむ「ハンドリング」と投力チェックで基準を知ることが大切だという。

 草野球をする環境が減ったことで、低学年や小学校入学前の子どもは、野球経験がないことがほとんどだ。ボールを触ったことがない子も多く、いきなり投げ方を教えるのは難しい。そのため、簡単な遊びを通じてボール感覚を楽しく磨くことが大切。投球の前提として、ウオーミングアップから、まずはボールに親しむ状態を作ることが不可欠である。

 具体的には、体の各部位でボールを持ち替える「ハンドリング」だ。胸の前、頭の上、背中と場所を変え、お腹や膝の周りを回しながら持ち替えていく。次に、地面にワンバウンドさせたボールを捕球する。さらに、頭の上にボールを放り上げ、落ちてきたところを胸の前でキャッチする動作を繰り返し、ボールとの距離感をつかんでいく

 次は少し高くボールを上げ、その場から動かずに捕る。さらには、2年生は2回、3年生は3回というように、落ちてくる間に手拍子を加えて捕る。「最初はうまくいかなくても、毎日家で遊びながら繰り返すことで、動かずに捕れるようになります」と倉俣さん。家族で楽しく取り組むのがコツだ。

 ボール感覚が養われたら、次は投力をチェックする。目標は1年生で10メートル、2年生で20メートル、3年生で30メートルの遠投ができることだ。色違いのマーカーを距離ごとに並べて、どこまで投げられるか行うとわかりやすい。倉俣さんは、「コントロール」と「遠投力」を高めることがポイントというが、その前にボールと親しみ、現状把握することが上達への第一歩となる。

◎倉俣徹さんが講師…無料オンラインイベント、8・31に開催

読んで理解したら、次は動画で習得する

 制球力を高めるには、正しいフォームの理解だけでなく、実際の動きで反復して体に染み込ませることが重要です。記事で紹介したような練習法や考え方を、映像で確認しながら習得したい方は、First Pitchと連動している野球育成動画サービス「TURNING POINT」(ターニングポイント)をご活用ください。

 通常は有料会員向けの指導ドリル第1話を、無料会員向けにも公開中です。さらに無料登録だけで、250本以上の指導・育成動画が見放題。メールアドレス・Google・LINEで30秒ほどで登録できます。

無料登録して指導動画を見る
30秒で登録完了 メール・Google・LINEで登録可能

 制球力・投球技術の向上を専門とする指導者や元プロ野球選手など専門家70人以上が、投球フォーム・リリースポイント・下半身の使い方まで、コントロールを安定させるための練習法を動画で徹底解説しています。

■TURNING POINTの特徴を詳しく見る

トレンドワード