“闘将の魂”継承…「くら寿司トーナメントポップアスリートカップ2024」開幕 元プロ名手がノック披露

文:First-Pitch編集部

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約1500チームが頂点目指す…開会式後には抽選会やキャッチボール大会実施

 全国の約1500の学童野球チームが頂点を争う「第5回くら寿司・トーナメント2024 第18回学童軟式野球全国大会ポップアスリートカップ星野仙一旗争奪」(くら寿司トーナメントポップアスリートカップ2024、NPO法人 全国学童野球振興協会主催)の開会式が1日、大阪・くら寿司スタジアム堺で行われ、関西16チームの現地参加のほか、全国各地のチームがオンラインにて参加。熱戦の幕が切って落とされた。

「くら寿司トーナメントポップアスリートカップ2024」は、全国で活動する小学生軟式野球チーム(混成チームも可)がエントリーできる大会で、自主対戦形式によるトーナメント方式で各都道府県代表を決定。各地区クライマックス(地方代表決定戦)を経て、12月に東京・神宮球場でファイナルトーナメントを実施する。昨年は大阪・新家スターズ(関西第一代表)が1442チームの頂点に立ち、「高野山旗全国大会」「高円宮杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント」に続く“全国3冠”を達成した。

 その新家スターズの千代松剛史監督が、「キャッチボール大会やチアリーディングなどの演出もあったり、他大会と比べて“今どき”の雰囲気がある素晴らしい大会」と評するように、「くら寿司トーナメントポップアスリートカップ」は、全国の頂点を目指しながらも、参加する小学生たちが楽しめる“エンタメ性”も備えている。この日も開会式後には、「くら寿司商品券」などの協賛企業の賞品抽選会や、キャッチボールクラシックが実施され、場内は大いに盛り上がった。

抽選会の様子【写真:高橋幸司】

 キャッチボールクラシックで優勝した奈良・磐城デンジャーズには選手たち1人1人にグラブがプレゼントされたほか、12月に開催されるキャッチボールクラシックの全国大会への出場権も贈られた。「全国に出られるように、約半年間取り組んできた成果を出すことができました」と吉川佑一監督。その後、大会シニアディレクターを務める久慈照嘉さん(元阪神、中日)から特別ノックも受けるなど、選手たちにとって夢の1日となった。

特別ノックを披露する元阪神・久慈照嘉氏【写真:高橋幸司】

 開会式では、大会永世名誉会長の故・星野仙一さんが生前に撮影した、子どもたちへのメッセージも場内に流された。「野球を通じて大いに友達を作り、闘争心を培ってほしい。ただ勝てばいいだけではなく、負けた悔しさから学ぶこともある。しっかり体を鍛えて頑張っていこう」。闘将の魂も子どもたちに受け継ぐ大会は、同日から各地でスタートする。

キャッチボールクラシックで優勝した磐城デンジャーズ【写真:高橋幸司】

 なお、都道府県大会の準決勝以降の試合結果は、大会オフィシャルWebメディアのFull-Count、First-Pitchにて配信予定となっている。

【実際の動画】名手・久慈照嘉さんも特別ノック披露 「くら寿司トーナメントポップアスリートカップ」開会式の様子

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