
「メニコン・中日スポーツ杯 第20回日本少年野球中日本秋季大会」小学部
ボーイズリーグ秋の中日本王者を決める「メニコン・中日スポーツ杯 第20回日本少年野球中日本秋季大会」は25日、小学生の部の決勝が愛知・田原市緑ヶ丘緑地野球場で行われ、愛知豊橋ボーイズ(愛知県東)が、連覇を狙った稲沢中央ボーイズ(愛知県西)を6-4で破り、初優勝を飾った。
小学部は10チームが参加してのトーナメント形式で実施。決勝に先立って行われた準決勝では、愛知豊橋は豊川中央ボーイズ(愛知県東)と対戦し、4回まで毎回の15得点を挙げる猛攻を見せ15-2の4回コールドで決勝へ進出。稲沢中央ボーイズは小坂井ボーイズ(愛知県東)と対戦し、先制を許しながらも4回に大量6点を奪い、同じくコールド勝ちで決勝に駒を進めた。
愛知豊橋と稲沢中央の決勝は、3回まで両チーム無得点で進む緊迫したゲーム展開。均衡を破ったのは稲沢中央。4回無死満塁のチャンスを作ると押し出し四球により1点を先制した。
5回に両チーム1点ずつを挙げ、迎えた最終6回。1点を追う愛知豊橋は1死三塁から同点に追いつくと、9番・大津寛太が左翼線に二塁打を放って勝ち越し。さらに攻撃の手を緩めず一挙5点を奪った。
稲沢中央もその裏、前年覇者の意地を見せ、1点を返しなおも1死二塁から、7番・河合麗音(れおん)が右翼線にタイムリーを放ち2点差とするも、反撃もここまで。愛知豊橋が稲沢中央を破り悲願の初優勝を果たした。
愛知豊橋の中野誠司監督は、「前回大会ではタイブレークでサヨナラ負けをしたので、その雪辱が果たせてよかった。日頃やっている全員野球をやることができたと思います」と選手を称えた。長坂将吾主将は、「とてもうれしいです。冬場は鍛えて、より強い球を投げたり、より遠くに打球を飛ばすことを目標にしたいです」と更なる成長を誓った。

■小学生の部結果
◎準決勝
愛知豊橋ボーイズ 15-2 豊川中央ボーイズ
小坂井ボーイズ 2-9 稲沢中央ボーイズ
◎決勝
愛知豊橋ボーイズ 000 015 6
稲沢中央ボーイズ 000 112 4
愛知豊橋:鈴木、長坂 – 大竹
稲沢中央:今村、鈴木、広田、今村、畑 – 渡邊、広田、鈴木
三塁打:梅崎(愛知豊橋)
二塁打:大津、岩本(愛知豊橋)、渡邊(稲沢中央)
最優秀選手:鈴木蒼志(愛知豊橋)
優秀選手:大津寛太(愛知豊橋)、河合麗音(稲沢中央)
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