松戸中央が3年ぶり2度目の頂点 小学部は富士見が初V…ボーイズ東日本選抜大会結果

公開日:2024.10.18

文:First-Pitch編集部

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世田谷南は2点差に迫る反撃も及ばず…上三川も接戦を演じる

 ボーイズリーグの「ゼット杯 第36回日本少年野球 東日本選抜大会」は、今月12~14日の3日間、福島県、栃木県の11会場で開催され、中学生の部は千葉・松戸中央ボーイズが3年ぶり2度目、小学生の部は埼玉・富士見ボーイズが初の優勝を飾った。

 ボーイズリーグは8月の選手権大会、鶴岡一人記念大会、報知オールスターをもって中学3年生の活動は全て終了。代替わりした2年生にとっては、この大会が初めての連盟主催大会(東日本ブロック主幹)、いわば新人戦となる。

 東日本14支部の予選を勝ち上がった32チームが争った中学部の決勝は、松戸中央ボーイズと世田谷南ボーイズ(東京都西)が対戦。松戸中央は初回無死一、三塁の好機に、3番・成の右中間二塁打で先制。さらに、4番・高橋のランニング本塁打で計4点を挙げて主導権を握り、3回、6回にも2点ずつ加点した。世田谷南は5回に西野、岡崎のタイムリーなどで4点を返したものの、反撃は及ばなかった。

中学生の部準優勝の世田谷南ボーイズ【写真:日本少年野球連盟提供】

 小学部は富士見ボーイズが上三川ボーイズ(栃木県)を4-3で退け、初優勝を飾った。小学部の最優秀選手賞には富士見の渡邊瑛斗選手、敢闘賞には上三川の井出達大選手が選出。中学部の最優秀選手賞には松戸中央の成眞佑選手、敢闘賞には世田谷南の小谷田樹選手が選ばれた。

■試合結果
【小学生の部】
◎準決勝

上三川ボーイズ 5-2 東京世田谷ボーイズ
富士見ボーイズ 4-3 埼玉上尾ボーイズ

◎決勝
富士見ボーイズ 100 030 4
上三川ボーイズ 100 002 3
 渡邊、宗ー青木(富)
 松本ー黒崎(上)
[三塁打]佐藤(上)
[二塁打]五ノ井(富)、佐藤(上)

【中学生の部】
◎準決勝
世田谷南ボーイズ 5-1 阿見ボーイズ
松戸中央ボーイズ 5-3 東京城南ボーイズ

◎決勝
世田谷南ボーイズ 000 040 0 4
松戸中央ボーイズ 402 002 X 8
 西野、布施ー支倉(世)
 安斎、常田ー成(松)
[本塁打]高橋(松)
[二塁打]成2、常田、落合(松)

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