昨秋から体重8キロ増、選抜で大化けの可能性 最速141キロもプロ注目の名門エース

公開日:2023.01.30

更新日:2023.12.26

文:橋本健吾 / Kengo Hashimoto

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身長187センチから伸びのある直球…プロ注目の報徳学園・盛田

 厳しい冬の練習を乗り越え、全国の舞台で結果を残す。2017年以来、6年ぶりに選抜大会に出場する報徳学園(兵庫)で背番号「1」を背負うのが盛田智矢投手(2年)。最速141キロながら、伸びのある直球でプロから注目を集める逸材は「選抜でしっかり結果を残すために冬の練習をこれまで以上に追い込んだ」と、自信を口にする。

 昨秋の近畿大会では決勝で大阪桐蔭に敗れたが、全4試合に登板(2試合で先発)し17回を投げ4失点と安定した投球を見せた。それでも本人は「チームは勝ったが足をつって降板した試合もあって、最悪の投球だった」と振り返る。

 オフシーズンに取り組んだのは下半身の強化だった。これまでは上半身主体の投球フォームで「ボールに力が伝わっていない」と実感した。トレーナーと練習メニューを見つめ直し、一定のペースで走るランニングや、近隣の山で階段を使ったダッシュを行うなど体をいじめ抜いた。

 187センチの長身ながら、昨秋時点での体重は77キロ。体の線が細いのが悩みだった。これまでは「体重を増やすため炭水化物ばかりを気にしていた」という。米を多く摂取する“食トレ”を行っていたが、タンパク質や脂質にも気をつけバランスの良い食事を意識。トレーニングと効果的な食生活で体重は85キロに大幅アップした。

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