ノックに大切な「正確なトス」 指導者が上手に打つための技をDeNAコーチが解説
少年野球のコーチ必見 田中浩康コーチがノックのポイントを実演
選手の守備力を上げるため、ノッカーもうまくならないといけない。DeNAの田中浩康1軍内野守備走塁コーチが、28日に横浜スタジアムで行われた「キッズベースボールフェスティバル2021」でノックのポイントを披露した。公式ツイッターで公開した動画が、少年野球の指導者のヒントになるかもしれない。
DeNAの田中コーチは現役時代、二塁手としてゴールデングラブ賞を獲得した。2018年に現役を引退してからは、名手の育成に励んでいる。コーチの主な仕事の1つはノック。ポイントに挙げたのは「トス」だった。
田中コーチは左手でバットを握って、右手でボールをトスする。その理由を「僕は右投右打なので、より正確なトスを上げられるから」と説明した。自分の打ちやすいところにトスすることがノックのポイントだという。実際にバットとボールを手にして実演し「トスにこだわってほしい」と強調した。守備練習の要となるノック。トスの考え方を変えれば、少年野球の指導者も理想のノックへ一歩近づくはずだ。