逸材が辞めてしまったその理由はシンプルな一言

 こんな話も現場の指導者さんから聞いたことがあります。小学6年生で遠投70メートル、50メートル走のタイムが7.2秒。年間の本塁打数は30本以上を数える、周囲に逸材と呼ばれるような子がいました。しかし彼は、小学校卒業と同時に野球を辞めてしまったそうです。理由は「野球が楽しくない」――。たったそれだけでした。

 野球が上手くなるためだけに、野球の基礎を教える練習は、果たして心から楽しいと言えるのか――。もちろん、楽しいだけでは技術が上手くならないことも野球の醍醐味のひとつです。そこが子どもと保護者が心から同じ思いを持っているのならば、いいかもしれません。ただ、どんなに能力があっても、どんなに良い結果を残しても、そこに「楽しさ」がなければ、子どもがモチベーションを維持することは難しい点を忘れないでいてください。

(First-Pitch編集部)

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