元ヤクルト川崎氏は「野村ノート」を公開、技術を高める頭の使い方を解説

　ロッテや巨人などでプレーし、現在は硬式野球チーム「都筑中央ボーイズ」で会長を務める前田幸長氏はプロ野球選手と指導者、2つの視点や経験からパフォーマンスを高める練習や考え方を説く。平田氏、石崎氏と同様、高校入学前に身に付けておきたい技術も解説している。

　元プロ野球選手では他に、沢村賞や最多勝を獲得した元ヤクルト・川崎憲次郎氏が出演している。当時の監督・野村克也氏とのエピソードを交えて「練習は嘘をつかないが、頭を使わないと練習は嘘をつく」と頭の使い方でパフォーマンスが変わると力説。野村氏のミーティング内容をまとめた通称「野村ノート」を公開しながら、考える野球の実践方法を解説している。

　日米で活躍した川崎宗則氏はプロ入り後、周りの選手のレベルの高さに「1年でクビになる」と痛感したという。だが、「あきらめ」によって見えた世界があり、中学生や高校生にも通ずる「3年計画」がプロでの成功につながったと明かした。

　各分野のプロフェッショナルが動画解説する「ターニングポイント」は、少年野球の子どもたちだけではなく、保護者や指導者といった大人の悩みも解消する。

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