
武拓人氏が推奨…捕球から送球への連動を速くする「ストップドリル」
内野ゴロを捕球した後、一塁への送球が弱くアウトにできない。そんな悩みを抱える小・中学生は多い。小学生からプロまで幅広く指導を行うディフェンスデザイナーの武拓人(たけ・ひろと)さんは、「強い送球はステップで作られる」と指摘する。桐光学園、早大を経て指導者となり、約600人を指導してきた守備のスペシャリストが、送球の力を上げる足の使い方を解説する。
理想的な送球を実現するには、上半身の力だけでなく足の動かし方が重要になる。武さんによると、多くの選手は送球を急ぐあまり、ステップが「軽く」なってしまうという。「ステップが軽くいくより力強く前にいった方が、ボールは強く投げれる」。捕球までは焦らずゆったりと合わせ、その後のステップを素早く力強くすることが、強い送球を生むポイントになる。
そこで武さんが推奨するのが、捕球と足の連動を意識し、一度「止まる」練習だ。まずは左足が前に出たタイミングでボールを捕球。そして次に素早く「右足→左足」の順で着地し、ピタッとストップする。「捕球のタイミングから、右・左のステップを一番速いスピードで」行うことが重要だという。
ただ足を動かすのではなく、上半身との連動が不可欠だ。「握り替えと一緒に、速く足をくっつけてくる。それが速いステップになる」。手元の握り替えの速さに足の動きを同調させ、一連の動作として「パパン」という鋭いリズムで力強く踏み込む。
このドリルを繰り返すことで、送球姿勢のバランスが整い、自ずと力強いステップに繋がっていく。「ゆったり」→「トップスピード」→「ストップ」のギアチェンジで、踏み込む際の力感や重心の位置を確認し、強くて速い送球へ繋げていきたい。
読んで理解したら、次は動画で習得する
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