守備の動きを分断すると肘や肩の負担にもつながる…
守備の動きはすべてつながっており、流れの中でこなすべきものだという。大引さんは自らノックを受けての実演を交えながら「いいスローイングができるということは、いい形で捕れているから。いい形で捕れるのは追いかけ方がいいから。追いかけ方がいいのは最初のスタートがいいから」と子どもたちに語りかけた。
最後に、元プロならではのフットワークとグラブさばきを見せると、子どもたちからは「安定感がやばい」と歓声が上がった。
水分補給の休憩をしっかり取りながら、あっという間の2時間強。3年生の男の子は「ノックを受ける時の動きをいろいろ教えてもらえた。動きが変わったと思います」と笑顔を見せた。お母さんも「いつもの守備の後とは全然顔が違いますね」と楽しそうな様子に驚いた。また投手をすることも多いという4年生の男の子は「2つのボールがどっちに行くかわからない練習が勉強になりました」。投手守備で自分に打球が向かってきたときに、どちらに向かえばいいのかという動きに近かったという。
大引さんは「この世代の子どもたちは、まず野球を好きになってもらうことが一番。やらされるのではなく、自分からやってみようという内発的な動きにもっていくことが大切です」と対話を重視した、楽しみながらの練習を振り返る。さらに「野球は『〇〇しながら〇〇する』という動きばかりです。そこを分断して『取った、よし投げるぞ』とやっていると、肘や肩の負担にもつながる。流れの中でできるようにしてほしいですね」と、つながりを考えながら動く大切さを説いていた。
野球育成技術向上プログラム【TURNING POINT】




