フルスイング→後ろに倒れるのはNG ヘルニア回避&安打量産への正しいフォロースルー

更新日:2026.10.30

文:First-Pitch編集部

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「水バット」開発の福原芳之氏が解説する理想の体の回旋

 強くバットを振った際、フォロースルーで体が後ろに倒れてしまう選手は少なくない。徳島県で屋内練習施設を運営し、MLB選手も愛用する「水バット」の開発者でもある福原芳之さんは、これをエラー動作と指摘する。プロから子どもまで指導する独自の理論から、負担をかけずに持てる力を全て伝え、安打の確率を上げる“理想のフルスイング”を解説する。

 体をしっかり解放してフルスイングしようとすると、最初は後ろに倒れやすい。これはバッティングにおいて、上体が起き上がったままスイングしていることが原因だ。本来は前傾姿勢をキープしたまま回旋しなければならない。上体が起きたまま強く振ることで、フォロースルーの際に後ろに体重がかかって倒れてしまうという。

 これを防ぐには、下半身はしっかりお尻の方に開いていくが、前傾させた上半身はベース上の方に置いておくイメージで回旋すること。これを意識すると、スイング後に後ろには倒れず、ホームベース側に倒れるようになる。“マン振り”であっても「常に前傾姿勢は変わらない」ことが理想のバッティングへの第一歩となる。

 さらに、スイング中は前足が地面からめくれるくらい、体をしっかりと回旋させて振り抜くことが求められる。最後までしっかり体を回してエネルギーを逃すことで、腰への負担を大きく減らすことができる。「フルスイングができると、強く打てるし、怪我の予防にもなるんです」と、福原さんは重要性を強調する。

「開くな」と言われて体を我慢させると、投手側の腰に大きなストレスがかかりやすい。福原さんも過去に、前足がめくれないスイングを続けた結果、腰に負担がかかりヘルニアを経験した。エネルギーを解放させるフルスイングは、日米のトップ選手も実践している技術だ。「スイング軌道を作りつつ、その先を壊す」。そこに、打球速度アップとヒット量産への道が開けてくる。

読んで理解したら、次は練習で試す

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