小中学生に目指してほしい「スケールの大きい選手」
例えばダッシュであれば、50本、100本と回数を目標にするのではなく、5本、10本を全力でこなす。遠投は3球で構わないので、限界まで遠くへ投げるメニューを勧めている。また、体が小さくても、小、中学生の時は「スケールの大きい選手」を目指してほしいと強調した。
「投手はフォームを完成させるよりも、腕を思い切り振って土台となる球の速さを求めることが重要です。打者であれば、バットの芯に当てる技術よりも、スイングスピードを磨きます。足の速さを生かした打撃など自分の特徴を生かすプレーは高校や大学からでもできますが、逆はできません。まずは、難しいところを目指して可能性を広げてほしいです」
野球の練習は週末に朝から夕方まで丸一日を費やす印象が強いが、最近は練習時間を短くして結果を残すチームも増えている。昨夏の全日本少年軟式野球大会で初優勝した東京・上一色中も、長時間練習を見直したチームの1つ。練習は意図や意識で得られる成果が変わる。練習量が成長に比例するとは限らない。




