日頃から意識していたチームメートへの声掛けや指示

 水本さんは中学時代、主将ではなかったが、日頃からチームメートへの声かけや指示を意識していたという。「とにかく勝ちたかったので、相手打者のスイングを見て、どんな守り方が良いかなどチームメートに伝えていました」。こうしたキャプテンシーや勝利を求める姿勢が、強豪校の目に留まった理由だったと分析した。

 高校の関係者から注目されるには、中学で強いチームに所属することが“最短ルート”となる。それだけ、多くの人に見られる機会があるためだ。ただ、水本さんは「強いチームではなくても一生懸命頑張っていれば、強豪校の指導者の耳に情報が入ります。情報通は全国各地にいるので、どこで見られているか分かりません」と説明した。

 また、中学で強豪チームに入ることにこだわる必要もないという。水本さんは選手の数が多い強豪チームで試合に出られないのであれば、少人数のチームで実戦経験を積んだ方が成長するチャンスがあると話す。実戦でしか学べないことは多く、指導者が少ない大人数のチームでは指導を受ける時間も少ないと指摘する。目標とする高校へ進学する道は1つではない。

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