初戦敗退で「悔やみきれない」も… 選手の悔いを消し去ったポニー全国大会の“交流戦”

公開日:2022.07.27

更新日:2023.12.26

文:川村虎大 / Kodai Kawamura

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出場機会を重視した交流戦、全勝チームには「監督会特別賞」も

 ポニーリーグの日本一を決める「マルハンインビテーション大倉カップ 第48回全日本選手権大会」は27日に決勝戦が行われ、ポニー江東ライオンズの優勝で幕を閉じた。表彰式では、ベスト4以外にも4チームが「監督会特別賞」を獲得した。初戦や2日目に敗退したチームを対象に行われた交流戦。そこで勝ち上がったチームの栄誉を称えたものだった。

 22日から行われていた同大会では、初日、2日目に敗れたチームは交流戦という形でリーグ戦を行った。全国大会でも負けても2試合を経験できる。「野球は試合に出て覚えよう」。ポニーの精神が体現されていた。

 これまでも、全国大会でリーグ戦方式を取り入れたり、悪天候で日程が消化できなかった3月の「日本旅行カップ 第6回全日本選抜中学硬式野球大会」では、日本一を決めず全チームに均等に試合をさせたりと選手の出場機会を重視させてきた。

 選手たちからも感謝の声が聞こえた。太田翔洋ポニーの主将・澤田武蔵くんは「悔しかったけど、何試合も出来てよかった」と振り返る。今大会は、初戦で愛知木曽川ベースボールクラブに延長8回の激闘の末敗退。その後、交流戦を3試合こなし、福岡ドラゴンズとも戦った。

「遠くから来ているチームとも試合ができましたし、初戦で敗れても経験を積むことができたと思います。ポニーリーグに来てよかったと思いました」

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