進化する日焼け防止グッズ 少年野球の保護者に「オススメ商品」を専門家が提案
マスクと一体のフェイスカバー、重さ99グラムの超軽量日傘など
本格的な夏の到来に向けて、少年野球の保護者が今から準備しておきたいのが「日焼け防止グッズ」。日焼け止めと合わせて使うと効果を高めるアイテムがたくさんある。マスクやアームカバーといった見慣れたものも、毎年のように進化している。定番の日傘は軽量化が進み、100グラムを切るものも販売されている。
東急ハンズ新宿店には日焼け対策のグッズが並ぶコーナーが設けられている。日焼け止めのほかにも、顔を日差しから守るアイテムには帽子がある。つばが大きく首筋までカバーするタイプが主流で、中にはリバーシブルでデザイン性を兼ね備えたものや、折りたたんでバッグに入る機能的なものもある。
ほとんど日陰のない少年野球のグラウンドで、首回りもしっかりと日焼けを防ぎたい人にお勧めなのはマスクと一体になった「フェイス・ネックカバー」。鼻から首までを隙間なく覆うことができる。練習や試合は長時間に及ぶケースが多いため、耳が痛くなりにくいソフトゴムを使用したものや、抗菌消臭効果のあるものは野球ママやパパにはうれしい。
アームカバーはグラウンドだけではなく、送迎する際の運転中にも使いたい。エアコンが効いて涼しい車中は油断しがちだが、日差しは容赦しない。対策を怠ると、うっかり日焼けしてしまうケースがある。肌が弱く、腕に日焼け止めを塗ることに抵抗がある人にも、アームカバーはおすすめ。内側をメッシュにしたり、接触冷感にしたりするなど、蒸れを防ぐ工夫を凝らしたものもある。
最近は男性でも愛用者が増えている日傘は日焼け防止の定番だが、手に取ると驚く商品もある。「Gゼロ ポケット傘」の重さは99グラム。一般的な日傘の3分の1から4分の1まで軽量化されている。「まるで無重力」のキャッチコピーが大げさではないと感じるほど軽い。1試合1時間半、ダブルヘッダーも珍しくない少年野球の大会で日傘を差す時間が長くなる場合は、軽い方が腕への負担は小さい。日焼け止めに様々なアイテムを組み合わせれば、日焼けを防ぐ効果がアップする。