硬式経験のある大型選手に対抗するには…「正攻法では勝てない」
「周りは(硬式)シニアの有名選手ばっかり。僕は体重が60キロしかなくて、ガリガリでした。大きい選手には正攻法では勝てないので、技術を徹底的に磨こうと思いました」
当時は投手兼内野手。変化球の投げ方や、プロ選手の映像をむさぼるように探した。「バッターの構えから打ちやすい球、打ちづらい球が分かるようになるとか、そういう工夫も楽しかったですね」。
試合に出られないことも多い中でなぜ投げ出さなかったのか。今川は「野球が好きだから」というものの、その大きなきっかけとなったのが「マンガ」だという。「僕は『キャプテン(ちばあきお作)』を読んで育ったんです。だから高校の野球部は、もっとボコボコにされるところかと思っていました。実際には全然違いました」と笑う。他にも「MAJOR(満田拓也作)」や「ダイヤのA(寺嶋裕二作)」がバイブルだった。
「野球をやりたいという思いって、マンガからも得られると思うんです。それが強ければ練習への熱量も変わってくると思うんですよ。僕も13歳下の、一番下の弟にも勧めています。今の子どもたちにもぜひ読んでほしいですね」。野球を好きでいるための方法は様々だ。




