
プロを見据える息子に父は「本人次第」
本来は背番号「1」を背負うエース左腕だが、左肩の故障で外野手として今大会に出場した遥真は「最後に打つことができなくてチームに申し訳ない。チームに入った時はお父さんの顔を潰さないようにと思っていた。でも、練習を頑張って最後は胸を張って野球をやることができた。憧れの存在。いつか追いつけるように頑張りたい」と、涙を見せながらも自らの成長を実感していた。
父の裕次郎氏は高校時代に明徳義塾(高知)で「4番・捕手」として2002年夏の甲子園を優勝。その後はドラフト3位で近鉄に入団し、2008年までプレーした。野球を始めた頃から否が応でも父と比べられてきた遥真だが「自分は自分。色んなことを言われてきたがプレーで見せるしかない」と、猛練習でレギュラーをつかんできた。
来年からは活躍の場を高校野球に移す。目標は甲子園、プロ野球選手と語る息子に、裕次郎氏は「一緒の舞台に立ってほしい思いはあるが、そんな甘い世界じゃない。自分で考える力をつけてやっていかないと勝ち残れない。あとは本人次第」と語り、今後は陰から見守っていくつもりだ。




