「自信が確証に変わった」 来春の中学1年生対象にメンバー募集
チームでは、こんな出来事があった。レギュラーだった選手の1人が大会前の練習に顔を出さず、別の用事を優先した。この選手はチームで絶対的な存在ではなかった。不在にした練習で、代わりを務めた選手が指導者の予想以上の動きを見せたという。代役の選手は、そのままレギュラーの座を奪った。竹下さんは言う。
「やむを得ない事情で練習を休むことはあります。ただ、何かを勝ち取らないといけない時に隙を見せると、競争に負けてしまいます。本人にも保護者にも話をしましたが、同じような場面は野球以外でも訪れます。失敗を繰り返さないように、苦い経験を次に生かす学びにしてほしいと思っています」
チームのメンバー14人は全員が一期生の中学2年で、1年はいない。どんなに自信があっても、成果や実績なしに新しいメンバーを募集することに抵抗があったからだ。創設から1年半。選手は着実に成長し、チームとして結果も残している。「やれると思っていた自信が確証に変わりました。まだまだ改善の余地はありますが、今のやり方が間違っていないと思っています」と竹下さん。現在のスタイルでひとりひとりの選手と十分にコミュニケーションを取れるよう、15人に限定して来春に中学1年となる選手を募集する。確信を手にしたチームは次のステージへと進む。




