
「多賀少年野球クラブ」辻正人監督が推奨…初心者の子どもを導く“打撃練習法”
野球を始めたばかりの子どもに、どのようにバッティングを教えればいいのか? ボールにバットが当たらなければ、次第に野球への興味も薄れてしまう。学童野球で3度の全国優勝を誇り、幼児指導にも定評がある学童軟式野球チーム「多賀少年野球クラブ」の辻正人監督は「バットの振り戻し」と「エンドラン」のようにどんなボールでも打つことを推奨している。【記事下の動画を参照】
野球初心者の子どもたちにとっては、重いバットを振るだけでも大変なこと。しかも、飛んでくるボールにタイミングを合わせて打ち返すという行為は至難の業といえるだろう。それだけに“ゼロの状態”の子どもたちを教える指導者の責任は重大となる。
辻監督が推奨するのが「バットの振り戻し」と、“悪球”を打ちにいく「エンドラン」だ。まずは肩の位置にバットを置き、好きな形でスイングをさせる。その後はスイングしたバットを、肩の位置まで振り戻す作業を繰り返す。次に指導者がボールをスイング軌道に投げ、バットがボールに当たる感覚を植えつけていく。
ボールを怖がる子どもには「なんでも打ってみよう」と声をかけ、ボールが体に当たらないように遠く離れた場所に投げてあげる。子どもはボールを追いかけるようにバットを振り、ゲーム感覚で「打つ」動きを覚えていくという。
「野球を知らない子どもが野球を始めたら、何でも打ちたいじゃないですか。そのまま育てるってことなんです。全部打ちたい、人のボールでも捕りたいって思えるように育てられるか。そんな好奇心をなくさないように指導してください」
野球初心者や小学校低学年に、技術や理論は必要ない。まずは、野球の楽しさを覚えることから始めていきたい。
【実際の動画】初心者の子どもに最適な打撃練習とは 学童野球の名将が推奨する“振り戻し&悪球打ち”
【動画】
— First-Pitch -少年野球育成悩み解決サイト- (@FirstPitchC2) October 22, 2025
野球で難しいのがバッティング⚾️
飛んでくるボールを打ち返すのは、初心者には至難の業でしょう😔
“学童野球の名将”が推奨するのは「スイングの振り戻し」と「悪球打ち」👀
上達に繋がる練習法です👍
参考になった方はいいね or リポストを❗️
動画提供:@tpbaseball_c2 pic.twitter.com/SzqQiLJGsr
少年野球の現場を熟知するコーチが参加…無料登録で指導・育成動画250本以上が見放題
野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」(ターニングポイント)では、無料登録だけでも250本以上の指導・育成動画が見放題。First-Pitchと連動し、小・中学生の育成年代を熟知する指導者や、元プロ野球選手、トップ選手を育成した指導者が、最先端の理論などをもとにした、合理的かつ確実に上達する独自の練習法・考え方を紹介しています。
■専門家70人以上が参戦「TURNING POINT」とは?
■TURNING POINTへの無料登録はこちら




