左投手を苦にしないための工夫も…
プロ野球を目指して、練習に励む野球少年少女たち。そんな野球に取り組む子どもたちに、First-Pitch編集部はさまざまな練習法や考え方を紹介する。今季、パ・リーグ首位打者と最高出塁率の2冠に輝いたオリックスの吉田正尚外野手の構えに隠された秘密とは? 2020年6月に「パーソル パ・リーグTV」の公式YouTubeチャンネルで公開された動画内で吉田正自身が「強打に繋がる構え方」を伝授している。
「【野球教室】吉田正尚選手が教える『強打につながる構え方』」と題して公開した動画の中で吉田正は「しっかりと地面を踏むイメージで、足全体に体重を乗せる」「その場でジャンプして、着地した時の形をキープ」「バットは肩と同じ高さを目安に、スムーズにスイングできる位置で構える」「投手が左投げの場合は、右足を少し引いて構える」と4つのチェックポイントを示している。
吉田正は今季、右投手と対した時の打率が.337に対し、左投手の場合は.345。左投手をむしろ得意にしていた。右足を少し引くという工夫は「投手に対して体を開き、顔をしっかりと向ける」ためだ。最後に「構えたら力まず、リラックスするのを忘れずに」。しっかり構えて力を抜ければ、野球少年少女も“マサタカ級”になれる!?