SNS全盛の時代に選手加入は「全部口コミ」 “常に動く”プレーで実績重ねる【東京都練馬区・旭丘野球部】

原享弘監督「楽しくできる環境を提供し、実績を残すことでチームを存続させたい」

 東京都練馬区を拠点に活動する学童野球チーム「練馬区旭丘野球部」は、2025年の練馬区少年野球大会で4強に進出するなど、着実に実績をあげている。チームが掲げるのは、投打に「とにかく動く」という姿勢だ。区内でコンスタントに成績を残している秘訣として、捕球から送球まで「常に動き続ける」プレースタイルを徹底させる指導方針がある。

 活動拠点として本来は区立旭丘小学校を主に使用しているが、現在は校舎の建て替え工事の真っ只中。ホームに戻るまでは近隣のグラウンドで活動している。主に土日祝日に活動し、練習時間はグラウンド状況に応じて3~4時間程度。練習場所が確保できない日は他チームへ出向いて練習試合を組むことでチームを強化している。

 指揮を執る原享弘監督は就任7年目、チームに関わって15年のベテラン指導者だ。「野球では動きを止めて捕る、投げる動作はあまりない」という考えのもと、動きの中で次のプレーに繋げる感覚を養うことを重視しているという。

 部員獲得は体験会やゲームイベントを通じた地域へのアプローチを行いつつ、保護者による地道な「口コミ」が柱となっている。過去にはチーム全体で15人まで減少したこともあるが、熱心なアピールにより現在は30人が元気にプレー。指揮官も「全部口コミです。本当に父兄の方々には頭が下がります」と感謝の言葉を口にする。

 今後の抱負としては「野球を楽しくできる環境を提供し、実績を残すことでチームを存続させたい」と語る。少子化と競技人口減少という課題に対し、地域密着の持続可能な運営を目指す。

※経歴・情報は取材時

旭丘野球部のインスタグラム
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【動画:Baseball Japan公式YouTube】

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