「神田Rebase」では、長期休みでは選手に“お弁当作り”を奨励している
ポニーリーグに所属する中学硬式野球チーム「神田Rebase」(東京・千代田区)では、未来のメジャーリーガー育成を目標に選手を指導。“食トレ”にも力を注いでいる。長期休みでは選手自らがお弁当を作るように奨励している。
筋力トレーニングを積極的に取り入れるなど、体作りに力を入れている「神田Rebase」。そのための重要な要素である「食」についても細かく指導している。池田悠紀監督は「1キロ増やすためには何カロリー摂ればいいのなどか、選手にしっかり計算させています。オフには増量期間を設けます」と話す。
オフ期間は増量期間とし、目標体重を定めて“ジャンボ化計画”を進める。U16コルトの部の日本代表、松本怜青外野手は「80キロ台にしよう」とトライし、「70キロ台前半から81キロに増えました」と語る。
長期休みでは、選手自身がお弁当を作るよう奨励している。U16コルトの部で日本代表の主将を務めた蔵並虎之介捕手は「親子丼や目玉焼き、ガパオライスなんかを作ります」と胸を張る。
スポーツをする上で根幹となる食事。将来、親元を離れて自炊などをする場合に備えて料理ができるようにという思いもあるという。監督補佐の山浦秀斗さんは「しっかりカロリー計算して、自分で食事を選べる選手になってほしいです」と訴える。
自らメニューを考えてお弁当を作る中学生。「食」への興味を抱くことは、体作りで大きなアドバンテージになる。