歯止めがかからない野球離れ 全国に練習場建設して競技人口回復へ
野球用品メーカーのフィールドフォースがボールパーク事業を進める理由は、練習場所の減少がある。「野球ができる広場や公園がない」という悩みは今や、首都圏だけではなく地方にも及んでいる。吉村社長は「かつて多くの子どもたちが放課後、バットとグラブを持って集まり、自由に野球を楽しめた空き地や広場に代わる、野球をするための場が必要と考えています」と力を込める。
野球の競技人口は減少の一途をたどっている。40年前に2万8000以上あった学童野球チームは、2020年度に1万607まで減少。子どもの数が減り、野球以外の選択肢が増えた背景があるとはいえ、野球離れに歯止めがかからない。
競技人口の減少には長時間練習や指導方針、保護者の負担など様々な要因が挙げられているが、練習場所の不足も大きな理由の1つ。吉村社長は「究極の目標は全国47都道府県全てにボールパークを展開することです。ゴールは、まだ先にあります」と話す。
初めて1から設計した「ボールパーク柏の葉」が完成し、東京、北海道、福岡、千葉と47分の4をクリア。全国制覇の挑戦は続く。




