低学年の“ボールが怖い”を解消 遊び感覚で上達…野球の基本が身につく「投げダイヤ鬼」

更新日:2026.04.20

文:First-Pitch編集部

XFacebookLineHatena

遊びながら野球の土台を作る…勝亦陽一教授が推奨する「投げダイヤ鬼」

 野球を始めたばかりの小学校低学年の子どもにとって、基本練習の繰り返しは時に退屈に感じられるものだ。東京農業大学の勝亦陽一教授は、子どもたちが夢中になれる「鬼ごっこ」に野球の要素を詰め込んだ、「投げダイヤ鬼」という練習法を提唱している。ルールはシンプルだが、野球に必要な基礎能力を養うための“仕掛け”が散りばめられている。【記事下の動画を参照】

 ルールは、逃げる側がホームベースからダイヤモンドを一周する間に、鬼がボールを当てて阻止するというもの。ボールを当てられたらホームに戻ってやり直しだが、特筆すべきは「キャッチすればセーフ」というルールだ。逃げる側が鬼のボールを捕球し、遠くへ投げ捨てれば、その隙に次の塁へ進むことができる。これにより、子どもたちは「捕って、投げる」という動作を自然に習得していく。

 さらに、このゲームは「チームワーク」も育む。逃げる子、鬼、協力者の3チーム体制で行うのが“勝亦流”だ。鬼が投げたボールを協力者が素早く回収し、鬼が捕りやすいように優しくパスして戻す。実際の試合と同様に、相手を思いやって送球しなければゲームは成立しない。この「相手が捕れるように渡す」感覚を、理屈ではなく遊びの中で学べる点が最大のポイントだ。

「野球の試合で相手にボールを当てることはありませんが、当てる側は標的をしっかり見て投げ、逃げる側は必死に避けます」と勝亦教授。このやり取りが、無意識のうちに「ボールに対する恐怖心」を取り除き、落下地点を予測する力や動体視力を養っていく。

 走るだけでなく、ボールと相手の動きを見て瞬時に判断を下す「投げダイヤ鬼」は、野球技術の向上だけでなく、スポーツの楽しさを体全体で味わうことができる。成長期の子どもに最適なトレーニングと言えるだろう。

【実際の動画】遊びながら野球の基本が身につく 低学年に最適な「投げダイヤ鬼」

日本一の監督も推薦、継続率93.9%!
少年野球に特化した育成動画配信サイト

勝亦陽一さんも参加…無料登録で指導・育成動画250本以上が見放題

 東農大教授の勝亦陽一さんも参加する野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」(ターニングポイント)では、無料登録だけでも250本以上の指導・育成動画が見放題。First-Pitchと連動し、元プロ野球選手やトップ選手を育成した指導者、少年野球の現場を熟知する指導者が、最先端の理論などをもとにした確実に上達する独自の練習法・考え方を紹介しています。

■専門家70人以上が参戦「TURNING POINT」とは?

■TURNING POINTへの無料登録はこちら

https://id.creative2.co.jp/entry

トレンドワード