バットを振ってぐらつく子…どう教える? 安打製造機が助言、再現性高める“蹴る動作”

大台まであと168本…広島・秋山翔吾が地元で小学生にバッティング指導
日米通算2000安打まで残り168本に迫るヒットメーカーの打撃の秘訣は、“揺るぎない土台”にある。広島の秋山翔吾外野手による野球教室が昨年12月20日、出身地である神奈川県の横須賀スタジアムで開催された。少年野球・ソフトボールの計14チームに所属する小学6年生73人が参加し、講師の秋山、元広島の宇草孔基氏、中村健人氏、女子野球の數田彩乃内野手から手ほどきを受けた。【記事下の動画を参照】
ソフトボールを使った打撃指導を行った秋山は、スイングをした後に「軸足(後ろ足)をしっかりと止めてほしい。フラフラすることのないように」とアドバイスした。スイング後の体勢は日常生活にない“つま先立ち”という「イレギュラーな動きになっているので、バランスが取りづらい」と語り、ヒットを打つためのコツを「きちんと膝が前(投手方向)を向いていて、軸足で地面を蹴る動作でボールに力を伝えられること」と伝授した。
短い指導時間の中で端的に下半身の使い方を指導していたが、それには理由がある。確かに子どもたちには腕の使い方など上半身の動きの方が理解しやすいが、「腰より下の動きは一貫性を出しやすい。再現性を高められる」からだ。
「上(上半身)は、きれいなスイングをするベースが練習でできていたとしても、(実戦では)ピッチャーが投げたボールのタイミングやポイントによって変化するんです。だから上の動きは、むしろ自由でいいと思っています。オフの間に下(下半身)を意識して土台を固めておけば、あとはボールに対して手が本能的に動いてくれると思います」
グラつかないために最も大切なのは「練習量」

この日はトスバッティングでの指導だったが、秋山が使用している約900グラムの木製バットを試すこともできた。子どもたちは一般的な学童用より重いバットを、フラフラと身体を揺らしながら振り、より下半身のバランスをとる難しさ感じていた。これが“前から飛んでくる投球”に対応するとなれば、なおさら難易度は上がる。
「スイング時にフラフラする、ズレが出てしまう、バランスが取れないとなると、タイミングやポイントが変化する投球に対応しようとした時に、さらにフラフラして大きな揺れになってしまう。だからこそ、(下半身の)土台をまずしっかり作りましょうといつも伝えています」
グラつかないためにはある程度の筋肉量も必要だが、最も大切なのは「練習量じゃないでしょうか」と秋山。「僕はそんなに筋肉が多い方じゃないですけど、自分の身体をコントロールして(スイング時にグラつかず)バシッと止まることができる。そのバランスとかタイミングとかは、練習で掴むものだと思います」と説いた。
秋山が開催する野球教室は2013年に始まり、自粛の年を除いて12回目の開催となった。イベント終盤にはバッターボックスに立つ秋山へ参加者が投球して挑む場面も。子どもたちは、シーズン216安打のNPB最多記録も持つ安打製造機のスイングを見て学ぼうと、熱い視線を送っていた。
【実際の動画】安定した打撃の秘訣は“軸足の動作” 秋山翔吾が披露した超一流のトスバッティン
【動画】
— First-Pitch -少年野球育成悩み解決サイト- (@FirstPitchC2) January 8, 2026
日米2000安打に迫る広島・秋山翔吾選手が野球教室で小学生に打撃指導🚀
スイング後に後ろ足で「しっかり止まれるように」とアドバイス
安定したバッティングの土台に繋がるそうです✨
さすがは超一流、ピタッと動作が止まっています⚾️
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