元プロの父太鼓判「打撃非凡」 万能小学生が実感する“長バット”効果「遠くに飛ぶ」

公開日:2023.12.24

更新日:2023.12.27

文:内田勝治 / Katsuharu Uchida

XFacebookLineHatena

「フォア・ザ・チーム」の精神で兄以来の頂点へ…DeNAジュニアの小池樹里選手

 父や兄もかつてつけた背番号で戦える喜びを、ひしひしと感じている。26日から始まる「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CAP 2023」で、横浜DeNAベイスターズジュニアの小池樹里選手(6年=戸塚アイアンボンドス)は、自慢の打撃と俊足を武器に、広島東洋カープジュニアと初戦を戦う横浜スタジアムからのスタートダッシュを誓った。

「横浜スタジアムでできることは、観客も入ってプレッシャーもありますが、楽しみです。大会では優勝しか目指していません。1つの勝利を確実にとりながら、みんなと協力して勝っていきたいです」

 本来は内野手だが、DeNAジュニアでは慣れない外野手としてプレーする。父・正晃さん(現DeNA1軍外野守備コーチ)も、本職は外野手ながら、プロでは一塁手や三塁手も経験。通算124犠打と自己犠牲をいとわない「フォア・ザ・チーム」で、現役15年間を全うした。そのスピリットは、小池くんの中にしっかりと受け継がれている。

「自分のチームでは5年生から出ていて、ずっとほぼ内野でした。外野は難しいですけど、16人のメンバーの中で、試合に出られるのなら、僕はどこでもいいです」

 自宅では、正晃さんが通販サイトで購入したトレーニングバットを使用して素振りを行う。先端が太くて重く、長さも95センチほどあるため、体全体を使ってスイングしないと振り切ることができない。その“相棒”でスイングを続けた結果「ヘッドが利いてボールが遠くに飛ぶようになりました」と、うれしそうに話す。

 父とは違い左打者だが、心理面を含めてアドバイスをもらっているという。

「打てると思って打席に入らないと、自信を持っていけない。そういう気持ちを大事にしていきなさいとは言われています」

兄・祐吏さんもDeNAジュニアで同じ番号をつけ初優勝に貢献

DeNAジュニアでは不慣れな外野守備も担うオールラウンダー【写真:高橋幸司】

 正晃さんも、自身が現役最後の2年間、DeNAでつけた背番号「8」でグラウンドを駆け回る次男の姿を、頼もしそうに見つめる。長男の祐吏さん(亜大1年)も2016年、DeNAジュニアで同じ番号を背負い、チームの初優勝に貢献。高校は東海大菅生(西東京)に進学し、2021年には春夏連続で甲子園に出場した。

 その祐吏さんの小学生時代と比べても「足は速いし、打つ方も非凡なものを持っている」と、正晃さんは評価する。

「性格的に真面目で、打てないと考えすぎてしまう面もあるので、1つ1つの打席で区切っていくとか、守っていても、打席を引きずらずにうまく切り替えるように、という話はしています。家では素振りやトレーニングを毎日欠かさずやっているので、そういう努力が実を結んで、3拍子そろった選手になってほしいなと思います」

 チームでは打線を活気づけるリードオフマンの働きが期待されている。自分の持ち味を発揮し、兄が成し遂げて以来となる7年ぶり2度目の頂点を仲間たちと共に目指す。

NPBジュニアの現役監督も参加…無料登録で指導動画が200本以上見放題

 中日ジュニアを2度の日本一に導いた湊川誠隆さん、現巨人ジュニア監督の西村健太朗さんらも参加している野球育成技術向上プログラム「TURNING POINT」(ターニングポイント)では、無料登録だけで200本以上の指導・育成動画が見放題。First-Pitchと連動し、プロが磨き上げた技術や指導者の悩みを解決する最新理論などを紹介しています。

■専門家50人以上が参戦「TURNING POINT」とは?

■TURNING POINTへの無料登録はこちら

https://id.creative2.co.jp/entry