
激しい練習&紫外線で起きる“ダブルの疲労”
かつての野球少年少女はどちらかと言えば日やけに対して無頓着。「日やけした肌の方がカッコイイから使わない」「使う必要性を感じない」「めんどくさい」「塗り方が分からない」などの声が大多数だった。しかし、時代は変わった。
エンゼルスの大谷翔平投手は今年からコーセーの「グローバルアンバサダー」を務める。「雪肌精」の日やけ止めを用いて、子どもたちに日やけ止めの重要性を啓発するキャンペーンを実施し、「いいパフォーマンスをするためには紫外線ダメージを防ぐことも大切。幼少期からの紫外線対策で、未来にダメージを残さないことが大切と思っています。日やけ止めで未来の肌を守りましょう」などと呼びかけている。
大谷のメッセージ通り、日やけを避けることはパフォーマンス向上にもつながるという。激しい練習をこなした場合、呼吸数が増えて筋肉や内臓器官が活発になり多くのエネルギーを消費する。さらに紫外線を浴びることで肌が炎症を起こし、疲労すると言われている。つまり、屋外活動者は運動と紫外線の“ダブルの疲労”を起こしやすい傾向にある。
運動の疲労回復にエネルギーを使いたいのに、日やけによるダメージ修復にもエネルギーを使わないといけなくなる。だが、日やけ止めを使用して紫外線から肌を守ることで、紫外線による疲労を極力カットし、運動による疲労回復にエネルギーを注ぐことができる。結果的にパフォーマンスの向上が期待できるというわけだ。
「できれば1年中使ってほしいですし、特に紫外線量が上がる4月から9月くらいまではしっかり日やけ止めを塗ってほしいと思います」と戸塚さん。野球少年少女にとって、日やけ止めは“必携”の時代になったようだ。




