なぜ身長171cmで150キロ超を出せる? 宮城大弥の原点…“しんどくて辛い練習”に凝らす工夫

オリックス・宮城大弥が野球少年・少女へ助言…遊び心を持って「イメージを具現化して」
確固たるスキルを身につけるためには、質だけでなく“量”も必要になる。昨今は効率の良い練習を求めがちだが、オリックスの宮城大弥投手は「ある程度の量は必要だと思う。僕はそうだった」と、自身の幼少期を振り返りながら、球界の未来を担う子どもたちにアドバイスを送る。
宮城は沖縄・興南高から2019年ドラフト1位でオリックスに入団し、2年目の2021年に13勝(4敗)を挙げ新人王に輝いた。同年から3年連続2桁勝利をマークし、チームのリーグ3連覇に貢献。侍ジャパンにも選出され、2023年のWBCでは優勝も経験した。今季から背番号「18」を背負い、チームのエースとしてマウンドに上がっている。
プロに入るまでの小中高時代は「今の時代に合うかは分かりませんが、僕は投げ込みを大事にしていました」と振り返る。ただ、やみくもに球数を投げるのではなく、遊び心も取り入れ制球力を身につけていたという。例えば、地面に転がっているボールに当てる、四隅の枠を作り左右高低を狙うなど、工夫を凝らした練習を重ねた。
「投げ込みはしんどくて辛いこともある。だからこそ、楽しく投げてほしい。変化球、直球もどこでボールを離せば狙い通りの所に投げられるか。何度も投げているとリリースが分かってきます。それは僕もプロに入って気づいた。まずはイメージを持ち、次はそれをどうやって具現化するか。子どもたちには、早い段階からそういった部分を意識してほしいですね」
身長171センチの宮城はプロ野球界では小柄な部類に入るが、150キロを超える直球を投げ込み、90キロ台のカーブなど多彩な変化球を操り打者を圧倒する。抜群の制球力とスタミナは、幼少期から続けた「考えながらの投げ込み」の成果だった。
「菊池雄星さんも言っていますが『きっかけを掴むための練習(量)は必要』だと思います。ある程度、続けることで分かったり、気づいたりすることもあります」
最新の理論、技術を取り入れるのも大事だが、1つのことを継続する力は将来的に自らを助けてくれるはずだ。宮城は「大変なこともあると思いますが、まずは野球を楽しんで好きになってほしい」と、子どもたちの成長を願っている。
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