飛距離アップへ導く「地面の力」 大袈裟な動きで体感…体重移動を覚える“歩きスイング”

更新日:2026.03.03

文:橋本健吾 / Kengo Hashimoto

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沖縄で指導する大城亮さん推奨…打撃の体重移動を覚える「ウオークスイング」

 打撃で「強い打球を飛ばせない」と悩む子どもは多いだろう。指導者や保護者はどう導くべきか――。社会人野球の沖縄電力で都市対抗に出場し、現在は沖縄で野球スクール「ベースボールパラダイス」を運営する大城亮さんは、“大袈裟な動き”で体重移動を覚えるドリル「ウオークスイング」を推奨している。【記事下の動画を参照】

 懸命にバットを振っても、打球が遠くに飛ばないのはなぜか。大城さんは、腕力だけに頼らず「地面から力をもらう」ことの重要性を説く。力強いスイングを身につけるには、軸足に溜めたパワーを効率よく前足へ移し、ボールにぶつける感覚が不可欠。普通のスイングでは体が突っ込むことを恐れて動きが小さくなりがちだが、練習で「大袈裟にやって実感する」ことが上達への近道となる。

 体重移動を体感するための具体的なドリルが、ボールに向かって歩み寄るティー打撃「ウオークスイング」。ボールを置いたティー台に対して少し距離を取り、軸足から動かして向かっていく。

「しっかり(前の)足を上げて体重を(軸足に)思いきり乗せてください」。軸足に預けた体重を、今度は一気に前足に移し替える。この動きが爆発的なスイングスピードを生み出す。

 ポイントは、体とボールとの距離を適切に保つこと。歩く動作に集中しすぎると「(ボールとの距離が)近くなりすぎて体が体重移動できない」というエラー動作に繋がる。バットがスムーズに出る空間を確保しながら歩を進め、インパクトの瞬間に持っているエネルギーをすべてボールへぶつけるイメージを徹底させたい。

 実戦でこれほど大きな動作をすることはないが、このドリルでは極端に行うことで「フィジカル、技術に繋がっていく」。反復することで自然に力強く踏み込めるようになり、スイングスピードも上がる。体で覚えた体重移動の感覚が、打撃を変えるはずだ。

【実際の動画】飛距離アップに必須の“体重移動”を習得 打撃が変わる「ウオークスイング」ドリル

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